dandeです。
ソフトバンク<9984>が急騰しました。
過去に取り上げた時には、8000円台前半だったので、約1.5ヶ月で約2000円も戻したことになります。6月20日の株主総会の直後に買った方々は、今頃ほくそ笑んでいることでしょう。
急騰の理由は、第1四半期の決算発表における営業利益が、前年同期比49%増となったという点でしょう。
ただ、今回の営業利益の内訳をみると、ビジョンファンドの収益と、Arm China JV化・非子会社化に伴う一時益とが増益の大部分を占めており、手放しで喜ぶ性質のものでもないように思います。
また、注意点としては、ビジョンファンドの利益は、売上高には計上されず、営業利益に会計上は計上されるという点。売上高営業利益率などの数字を見る際にここを誤ると、実態より高い水準の数字が出てきてしまいます。
今後、ソフトバンクは、携帯子会社を上場させ、ソフトバンクグループ本体を投資会社の方向に舵を切ることになるので、ビジョンファンドが好調ならいいじゃないか、という考えもあろうと思います。
孫社長の投資の目利き力は、信頼に値すると思っています。群戦略も納得です。
ただ、投資するかどうかについては、今の段階では二の足を踏んでしまいます。少なくとも、携帯会社が上場されるまでは、様子見かなと思っています。社債の条件とかも結局どうなるんだろうか。
ではでは。