【森の番人グリーン・バブーン】

効果モンスター
星7/地属性/獣族/攻2600/守1800
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの表側表示の獣族モンスターが効果で破壊され墓地へ送られた時、1000LPを払って発動できる。
このカードを特殊召喚する。

 

dandeです。

 

10年以上前に登場した古いカードですが、先日の遊戯王VRAINS 第60話で登場し、話題を呼びました。新規バブーンリンクの効果判明が待ち遠しい。

 

唐突に現れる2600打点は脅威であり、一度は環境を支配した歴史があります。その後のエラッタにより、戦闘破壊に対応しなくなったため、もはや昔のような輝きは残っていません。

最近になり、追い打ちをかけるように、属性・レベル・攻撃力を同じくする《ダイナレスラー・パンクラトプス》が登場し、さらに立場が危うくなった感があります。

 

《ダイナレスラー・パンクラトプス》
効果モンスター
星7/地属性/恐竜族/攻2600/守 0
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターより多い場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分フィールドの「ダイナレスラー」モンスター1体をリリースし、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

 

こんな簡単に2600打点が出ることが許されるのか、しかもフリチェ除去持ち。絶対に許さない、絶対にだ。

 

ですが、立場が悪いカードほど使ってやりたくなるのがファンデッカーの性です。

新規リンクが来るまでに、考察を済ませておきたいと思います。

 

有力なデッキは【スクラップ】。《スクラップ・ビースト》を初めとして、破壊をトリガーとする獣族が多いカテゴリーで、破壊手段も豊富です。

また、最近出た相性の良いカードとしては、《急き兎馬》が挙げられます。

 

《急き兎馬》
効果モンスター
星5/風属性/獣族/攻2000/守1800
このカード名の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):カードが存在しない縦列がある場合、このカードはその縦列の自分フィールドに手札から攻撃表示で特殊召喚できる。
(2):このカードと同じ縦列に他のカードが置かれた場合に発動する。
このカードを破壊する。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このターン、このカードの元々の攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。

 

ネーミングセンスもさることながら、イラストも可愛いという素晴らしいカード。

(2)の効果により自壊させることで、《森の番人グリーン・バブーン》のトリガーになれます。

レベル5モンスターの中でも特殊召喚条件が緩く、《スクラップ・ビースト》と合わせて《スクラップ・ツイン・ドラゴン》のS召喚に繋げられるシナジーもあります。

 

《スクラップ・ツイン・ドラゴン》
シンクロ・効果モンスター
星9/地属性/ドラゴン族/攻3000/守2200
「スクラップ」と名のついたチューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に存在するカード1枚と相手フィールド上に存在するカード2枚を選択して発動する事ができる。
選択した自分のカードを破壊し、選択した相手のカードを手札に戻す。
このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する
「スクラップ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。

 

【スクラップ】を見ていると、《スクラップ・ドラゴン》で1アドを緻密に稼いでいく古き良き遊戯王を思い出します。もうあの頃には戻れない。時代に逆らう者は、ただ化石となりゆくのみ。

 

・・・さて、デッキでも組もうかな。

 

ではでは。