dandeです。
私の好きな動きのひとつに、相手ターンに《メタバース》を発動して意表を突くというプレイがあります。
フィールド魔法は、その名のとおり、お互いのフィールドを覆い、お互いの戦略・行動に大きく影響を及ぼします。
通常、フィールド魔法が突然現れるということはないため、相手はかなり戸惑うはず。それに伴うプレミを誘発するという副次的な効果もあります。
《メタバース》登場時は、《テラ・フォーミング》の下位互換という扱いでしたが、《メタバース》の真価は、単なるサーチではなく、フリーチェーンでフィールド魔法を発動できる点だと思うのです。
そこで、今回は《メタバース》でチェーン発動すると強力なフィールド魔法をまとめたいと思います。新しいフィールド魔法が出れば、随時更新していきたい。
【相手のバトルフェイズに発動】
発動タイミングとして、最も意表を突けるのがこれです。
フィールド魔法の選択肢も多く、そのもたらす結果も多種多様です。
《G・ボールパーク》
生きる《地獄の暴走召喚》とも評されるこのカードですが、あらかじめフィールドに貼ってあると、相手は当然ながら攻撃してきませんよね。
戦闘が発生しなければ《G・ボールパーク》の効果が使えないため、相手の攻撃宣言時に《メタバース》を発動しましょう。相手は攻撃の巻き戻しができず、ほぼ確実に《G・ボールパーク》の効果が使えます。
《G・ボールパーク》で墓地に送るカードも「レベル4以下の昆虫族」と緩く、《G戦隊シャインブラック》(2000打点)を3体並べたり、《ゴキポール》を落として相手モンスターの破壊に繋げたり、《甲虫装機ホーネット》を落として《甲虫装機ダンセル》を召喚したり、色々できますね。
《メタバース》1枚から多くの戦術に分岐できるのが魅力です。
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《チキンレース》
劣勢の時に発動することで、《和睦の使者》と同等の働きをします。メイン2に1枚ドローされてしまいますが、選択肢としてデッキに忍ばせておくだけでワンキルを防げます。こちらも返しのターンで1ドローして反撃しましょう。
《古の森》
こちらは、相手のバトルフェイズ終了時に発動することで、《聖なるバリア-ミラーフォース-》と同等の働きをします。この場合、攻撃を全て通すので、ダメージは防げないのがやや残念。
《サイバネット・ストーム》
相手の攻撃宣言時に発動して、ストームアクセス!
決まれば強いし気持ちいい。(1)の効果で、攻撃力を上げて返り討ちにできる場面もあるかもしれませんね。
《オレイカルコスの結界》
上記の《サイバネット・ストーム》と同様、攻撃力をアップして返り討ちにすることができます。
それだけだとただの《ガイアパワー》なんですが、(4)効果で攻撃対象を制限させられるので、こちらの方が優れています。
《メタバース》経由で発動する場合、(1)効果が発動しないため、場のモンスターを破壊せずに済む点もポイントですね。
《魔鍾洞》
モンスター効果一辺倒の環境に一石を投じるつもりが、ちょっとやりすぎたカード。
バトルフェイズに限らず、いつ発動しても強いですね。
【相手のカードにチェーン】
こちらも定番。サーチ・特殊召喚・行動制限といろいろあります。
《魔導書院ラメイソン》
相手の《ハーピィの羽根箒》にチェーンして発動すれば、(2)効果でデッキから魔法使い族モンスターを出せます。
また、自分のスタンバイフェイズに《メタバース》でこのカードを発動すると、(1)効果がそのまま使えてイケメンです。特に意表を突く訳でもないのですが。
《歯車街》
こちらも相手の《ハーピィの羽根箒》にチェーンして発動しましょう。
【アンティーク・ギア】は最近のてこ入れでさらに火力が増したので、一興かと思います。
《神縛りの塚》
こちらは相手の《ハーピィの羽根箒》にチェーンして発動すれば、神属性モンスターをサーチできます。
最近流行りの【トロイメア】式エクストラリンクを突破するために《ラーの翼神竜-球体形》をサーチしましょう。
相手の破壊効果にチェーンして発動することで、レベル10モンスターを守れる点にも注目ですね。
《王家の眠る谷-ネクロバレー》
相手の《死者蘇生》などにチェーンして発動すると、その効果を無効化できます。《王家の眠る谷-ネクロバレー》の影響を受けるカードは非常に多く、メタカードの中でも強力な部類に入るでしょう。
《サモンブレーカー》
こちらは相手の3回目の特殊召喚時に発動しましょう。そのままターンを終了させるという最も意表を突けるカードといえます。
最近はリンクモンスターを絡める展開から、3回目の特殊召喚といってもまだまだ展開の序盤である場合も多いため、弱小モンスターが並んだままターンを渡すケースが多くなると思われます。
《ブラック・ガーデン》
こちらは、相手の蘇生カードなどにチェーンして発動することで、相手モンスターの攻撃力を半減させることができます。
遅延ギミックとも揶揄されがちなカードですが、上手く使えばトリッキーな動きができたりします。効果処理も複雑であり、いわゆる上級者向けカードと言えるでしょう。
《アンデットワールド》
言わずと知れたメタカード。ストラクチャーデッキRでさらに強化されます。
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《天威無崩の地》
通常モンスター全体にモンスター効果耐性を与えるという強力なフィールド魔法。
相手の蘇生効果にチェーンして発動すれば、2ドローすることができるので、積極的に狙っていきたいところ。
【自分のカードにチェーン】
こちらはあまり見られないケースですが、私が気付いていないカードも多そうです。
《PSYフレーム・サーキット》
自分の【PSYフレーム】下級モンスターの効果にチェーンして発動すると、S召喚までいけます。
《PSYフレームサーキット》の性質上、このカードがフィールドに存在している場合、相手はカードの効果を発動してきません。そこで《メタバース》をセットして相手に見せずに行動を誘うのです。この辺の考え方は《G・ボールパーク》と同じですね。
【まとめ】
フィールド魔法を使うなら《メタバース》も入れましょう。《トラップトリック》もセットで採用すればなお良し。
ではでは。