dandeです。
radikoタイムフリー最高。現代のテクノロジーに感謝。(2回目)
前回はこちら。
本日、SCHOOL OF LOCK(TOKYO FM系ラジオ番組)にて、BUMP OF CHICKEN『話がしたいよ』がフルOAされました。
※※ 後日、PVも公開されました!
早速ですが、感想を書いていきたいと思います。
目次
【『話がしたいよ』感想】
『話がしたいよ』は、映画「億男」の主題歌であり、すでに予告編で一部が流れていました。
上記の記事にも書きましたが、この時の感想は、『コロニー』のようなド直球のバラードでした。
藤原さんの声が本当に澄み切っていて、聴いているだけで心が落ち着きます。もはや悟りでも開いてるんじゃないかと思うレベルでした。
【フルver. 雑感】
※ 5回ほど通して聴いた感想です。
とんでもない名曲。
『orbital period』期にファンになり過去のアルバムを貪るように聴いた私ですが、バラード系の曲でここまで魅かれたのは、『宇宙飛行士への手紙』以来です。
いやぁ、「ボイジャー(voyager)」っていうフレーズが出た時は、ぞわっとしましたよ。
1番から2番の間のギターがすごく好きです。で、そこからバンドサウンドになるところは鳥肌。まあ、2番の間ずっと鳥肌なんですけどね。
2番終わりの「話がしたいよ」(ビブラート)が泣ける。声質の進化が止まりません。
ラストサビがない珍しい曲構成だと思いました。
【歌詞について】
ここまで話し言葉に振り切った歌詞って、今までありましたっけ?
『話がしたいよ』というタイトルのとおり、話し言葉が中心です。「今は別れてしまってもういない君」に向かって話しかけるスタイル。
特に顕著なのが、ラストの歌詞でしょう。
今までのなんだかんだとかこれからがどうとか 心からどうでもいいんだ そんな事は
いや どうでもってそりゃ言い過ぎかも いや言い過ぎだけど
そう言ってやりたいんだ 大丈夫分かっている
その後に続く「ガムを紙にペッてして」を聴いて「おっ」となった方も多いと思います。
BUMPの歌詞は、その高い芸術性が評価されていますが、『COSMONAUT』期から歌詞の過度な推敲をやめたとされています。『三ツ星カルテット』や『66号線』も話し言葉が多かったですよね。
『話がしたいよ』は、そこからさらに一歩進み、より身近な言葉で綴られています。
身近な言葉にすることで誰にでも伝わる射程の広い歌詞になっていますが、決してありきたりな使い古されたものではない「藤原基央さんにしか書けない歌詞世界」が保たれています。このバランスを保つのは、並大抵のことではありません。
『宇宙飛行士への手紙』は、かなり凝った歌詞で、私はすごく好きなんですが、BUMPをあまり聴かない層の方が聴けば「なんか回りくどくて、とっつきにくいなぁ」と思われるかもしれませんし。
BUMPをよく知らない人にも届くだけでなく、BUMPを好きで聴き続けてきたファンにも刺さる名曲だと思いました。
でも、「お薬もらったし …飲まないし」は反則だぞ。可愛いなと思いながら「いや、薬は飲めよ!」って突っ込みました。
【New Single『話がしたいよ/シリウス/Spica』発売決定!】
今日は、怒涛の情報ラッシュだったのですが、最も重要だったのは、ニューシングルの発売です。
11月14日に、ニューシングル『話がしたいよ/シリウス/Spica』の発売が決定しました。
BUMP初のトリプルA面で、久々のシングルCDでもあります。(2015年4月の『Hello,world!/コロニー』以来。)
『話がしたいよ』ももちろんですが、『Spica』もフルが非常に楽しみな曲で、リリースを心待ちにしていました。
今回はCDでの発売なので、「隠しトラック」も非常に楽しみですね(笑)
【まとめ】
『話がしたいよ』は、本当に良い曲。映画『億男』も見に行きます。
ではでは。