TGハルバード・キャノン／バスター【真の意味での救済】

dandeです。

今回は、1月12日発売予定のDARK NEOSTORMに収録される《TGハルバード・キャノン／バスター》を取り上げます。

《TGハルバード・キャノン》を真の意味で救済する新規カードになっています。

【ハルバードの苦悩の歴史】

【ハルバードは進化する】

【デッキレシピ】

【ハルバードの苦悩の歴史】

アニメ「遊戯王5D's」では、デルタアクセルシンクロによる強烈なインパクトを残した《TGハルバード・キャノン》ですが、その召喚条件の厳しさから、OCGでは永らく日の目を見ることができませんでした。

遊戯王　ＴＧハルバード・キャノン　18TP-JP411　トーナメントパック2018 Vol.4

メディア:

シンクロ・効果モンスター
星１２/地属性/機械族/攻4000/守4000
Ｓモンスターのチューナー＋チューナー以外のＳモンスター２体以上
このカードはＳ召喚でしか特殊召喚できない。
(1)：１ターンに１度、自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
(2)：このカードがフィールドから墓地へ送られた時、自分の墓地の「ＴＧ」モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

そして2018年10月、SAVAGE STRIKE で突如現れた【TG】の新規カード達により、【TG】は、以前とは別次元の展開力を手に入れました。

具体的には、新たなシンクロモンスター・ブルーノ 《TGスター・ガーディアン》、リンクモンスター《TGトライデント・ランチャー》、下級モンスター《TGスクリュー・サーペント》《TGタンク・ラーヴァ》です。

dandee.hatenablog.com

これらにより、【TG】は、比較的緩い条件で《TGハルバード・キャノン》を S召喚できるようになりました。

具体的な展開ルートは、↓↓ の記事を参照ください。

dandee.hatenablog.com

ですが、あまりの強化により、最終盤面が《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》に落ち着いてしまうという悲劇に見舞われます。

遊戯王OCG コズミック・ブレイザー・ドラゴンパラレル仕様シークレットレア 20AP-JP051-P+SE 遊☆戯☆王ARC-V [20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVE]

メディア:

《TGハルバード・キャノン》による召喚・SS無効は、リンク召喚システムが導入される以前、《シューティング・クェーサー・ドラゴン》が幅を利かせていた頃、《SNo.39希望皇ホープ・ザ・ライトニング》に対抗できる戦力として重宝された時期もありました。

ですが、そんな晴れ舞台も、《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》の登場で無残に打ち砕かれています。

前置きが長くなりましたが、ざっと《TGハルバード・キャノン》の苦悩の歴史を振り返りました。

【ハルバードは進化する】

遊戯王/第10期/08弾/DANE-JP012 TG ハルバード・キャノン／バスター【20thシークレットレア】

メディア: おもちゃ＆ホビー

特殊召喚・効果モンスター
星１２/地属性/機械族/攻4500/守4500
このカードは通常召喚できない。
「バスター・モード」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスター及び相手フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て除外する。
(2)：フィールドのこのカードが破壊された時、自分の墓地の「ＴＧハルバード・キャノン」１体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。

攻撃力4500 の召喚・SS無効持ち、さらに相手モンスターを全て除外するという優遇ぶり。

今までの苦悩がまるで嘘のようです。さすが１０期は違いますね。

(2)効果が「時の任意効果」なので、「タイミングを逃す」効果になっていますが、これは気のせいでしょう。

《TGレシプロ・ドラゴン・フライ》の効果で《TGブレード・ガンナー》を墓地に送りながら《TGハルバード・キャノン》をS召喚し、《TGハルバード・キャノン／バスター》に進化させた場合、《TGハルバード・キャノン／バスター》⇒《TGハルバード・キャノン》⇒《TGブレード・ガンナー》、という流れで蘇生ができるので強力です。

DARK NEOSTORM では【バスター・モード】の強化が予定されており、現時点で判明しているものでは、《サイキック・リフレクター》が相性がよさそうです。