dandeです。
本日、創薬ベンチャー企業のペプチドリーム<4587>が315円高となりました。
原因は、前日の取引終了後に発表されたIR。
塩野義製薬<4507>との共同研究契約を締結するというニュースです。
研究対象は、脳移行性を向上させるカーゴペプチドを含むペプチド薬物複合体とのこと。
典型的な文系人間の私には何のことやらさっぱりなので、少し調べてみました。
どうやらアルツハイマー病、脳卒中などの脳内で発症する病気を治療する医薬品に関する研究のようです。
あれ?この話、どこかで聞いたような……。
上記で記事にした株主総会・経営説明会の【質疑応答】で触れられていました。
説明会でも強調されていたのは、「経口薬」を作るからこそ大きなインパクト(市場規模)を得られるという点。
ただ、脳には血液脳関門(blood brain barrier:BBB)という障壁があり、それが薬品の効能が脳まで到達するのを阻害します。経口薬だとそのハードルがさらに高いそうです。
今回発表された「脳移行性」というのは、薬品の効能が脳まで届くことを指すと思われます。
経営説明会で触れられていたほかの研究に関しても期待できそうですね。
ではでは。