dandeです。
今回は、4月18日発売予定の RISE OF THE DUELIST に収録される《三戦の才》を取り上げます。
なんかやばそうなのが出てきちゃいましたね。
【《三戦の才》】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このターンの自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動している場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。
禁止カードである《強欲な壺》《心変わり》《強引な番兵》を内蔵したとんでもないカード。
禁止カード経験のある《サンダー・ボルト》《ハーピィの羽根箒》を内蔵したあのカードを彷彿とさせますね。
発動条件は、「自分のメインフェイズに、相手モンスターの効果が発動している」こと。
手札誘発はもちろん、「この効果は相手ターンでも発動できる。」という見慣れた効果に対しても発動できます。
スタンバイフェイズに発動する《ドラゴンメイド・ハスキー》などに対しては発動できないので注意。
【手札誘発が裏目となる時代に】
展開系デッキの先攻制圧を抑えるために導入されたと言われる「手札誘発」。
その集大成が《灰流うらら》です。
登場当初はその万能さに批判があったものの、度重なる再録 とカードパワーのインフレ により、今では多くの決闘者に受け入れられています。
その手札誘発を打破するカードとして登場したのが《墓穴の指名者》。
蘇生カードもろとも潰していくパワーカードです。
その《墓穴の指名者》を打破するカードとして登場したのが《抹殺の指名者》。
《原始生命態ニビル》などにも対抗できるとして、大きな話題になりましたね。
このように、「手札誘発」と「対・手札誘発」は、無効合戦を繰り広げてきました。
ここで重要なのが、手札誘発を撃つ側は、基本的に「撃ち得」だということです。
もちろん手札1枚を捨てているのでアドを得る訳ではないですが、対処を相手に迫るという点では、「撃ち損」になることはありません。
そんな現状に対して突如ぶっこまれた《三戦の才》。
これは、手札誘発を撃った側が損をするカードです。
手札誘発が裏目になる時代がついにやってきました。《灰流うらら》にやられっぱなしだった悔しさを晴らす時が来たようです。
《灰流うらら》を使われたら、禁止カードを使えばいいじゃない。人間だもの。
【先攻制圧に対しても強い】
《三戦の才》は、先攻制圧に対しても発動できます。
内蔵された《心変わり》効果は、対象を取らない効果にパワーアップしているので、《超魔導竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ》も怖くありません。
単純に《強欲な壺》効果で2ドローしても強いですし、切り返し札として使われる機会は多そうです。
Twitter で実施したアンケートでも、強いという意見が多いです。
今後の活躍に期待しましょう。
禁止カード3種類を内蔵した《三戦の才》
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年4月12日
11期の遊戯王は、うらら撃ったらピーピングハンデスされますね
率直な感想は?
ではでは。