dandeです。
今回は、6月20日発売予定の COLLECTION PACK 2020 に収録される《暗黒の魔再生》を取り上げます。
【《暗黒の魔再生》】
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、相手の墓地の魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
(2):墓地のこのカードを除外し、手札及び自分フィールドにセットされたカードの中から、「死者蘇生」1枚を墓地へ送って発動できる。
自分の墓地から「ラーの翼神竜」1体を選んで召喚条件を無視して特殊召喚する。
その後、相手フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに墓地へ送られる。
まだ【ラーの翼神竜】の新規枠があったんですね。
こちらも原作再現にこだわった一枚。
相手の墓地の魔法カードを奪う様はまさに《墓荒らし》。
通常罠
相手の墓地にある魔法カード1枚を選択し、ターン終了時まで自分の手札として使用する事ができる。
その魔法カードを使用した場合、2000ポイントのダメージを受ける。
奪う魔法カードの最有力は、採用率の高い《墓穴の指名者》だと思われますが、《墓穴の指名者》は速攻魔法なので、奪ったターン(セットしたターン)には発動できません。
また、発動タイミングも「相手の攻撃宣言時」と遅いので、単体の性能で見れば《墓荒らし》の方が優秀と言わざるを得ないでしょう。
《暗黒の魔再生》が優秀なのは、《ガーディアン・スライム》でサーチできる点です。
後半の蘇生効果を使わなくても、サーチできる《墓荒らし》として使えるのはいいですね。
【相手ターンのフリチェ除去】
《暗黒の魔再生》の(2)効果は、カード名のとおり《ラーの翼神竜》を蘇生する効果。
《ラーの翼神竜》の「このカードは特殊召喚できない。」を克服するサポートとしては、《千年の啓示》と同様ですね。
コストに必要な《死者蘇生》は《千年の啓示》でサーチできるので、相性も良いです。
《暗黒の魔再生》の効果は相手ターンにも発動できるので、相手ターンに《ラーの翼神竜》を蘇生することができます。
とはいえ、相手ターンに《ラーの翼神竜》を蘇生しても特別な動きができる訳ではありません。
蘇生した後に、相手モンスター1体を墓地に送る追加効果があり、こちらをメインに使うことになるでしょう。
【ラーの翼神竜】がフリーチェーン除去を得た、と考えれば意外と強く、【ラーの翼神竜】デッキへの採用も十分考えられますね。
ではでは。