dandeです。
今回は、8月8日発売予定の PHANTOM RAGE に収録される《鉄獣の戦線》を取り上げます。
目次
【《鉄獣の戦線》】
永続魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分は獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分の手札・フィールドからモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったモンスターとは元々の種族が異なる「トライブリゲード」モンスター1体をデッキから手札に加える。
(3):魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このターン相手は攻撃宣言できない。
《鉄獣の戦線》と書いて「トライブリゲード・ライン」と読みます。
イラストも素晴らしい。絶妙に厨二心をくすぐりますね。
【鉄獣戦線(トライブリゲード)】の専用サーチカードです。
手札コストが必要ですが、逆に言えば、墓地に送りたいモンスターを積極的に墓地に送れると考えることもできます。
例えば、《BF-精鋭のゼピュロス》が有力候補。
墓地から自身をSSする効果を持っており、【鉄獣戦線】の効果でSSした【リンク2】とで《王神鳥シムルグ》をリンク召喚できます。
【展開ルート】
《鉄獣の戦線》を使った展開ルートを紹介します。
【鉄獣戦線】展開ルート
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年7月22日
天キ+鉄獣の戦線 から2妨害
シムルグ+巨神鳥+戦華リンク pic.twitter.com/rUL6qxvV0Q
《炎舞-「天キ」》を発動し、デッキから《鉄獣戦線フラクトール》をサーチ
⇒《鉄獣戦線フラクトール》の効果で、デッキから《鉄獣戦線ナーベル》を墓地へ送る
⇒《鉄獣戦線ナーベル》の効果で、デッキから《鉄獣戦線フラクトール》をサーチ
⇒《鉄獣戦線フラクトール》を通常召喚し、効果で墓地の《鉄獣戦線ナーベル》+《鉄獣戦線フラクトール》を除外して、EXデッキから《炎星仙-ワシンジン》をSS
⇒《炎星仙-ワシンジン》の効果で、場の《炎舞-「天キ」》を手札に戻し、デッキから《殺炎星-ブルキ》を墓地へ送る
⇒《殺炎星-ブルキ》の効果で、墓地から自身をSS
⇒《鉄獣戦線フラクトール》+《殺炎星-ブルキ》の2体で《RR-フォース・ストリクス》をエクシーズ召喚
⇒《RR-フォース・ストリクス》の効果で、デッキから《BF-精鋭のゼピュロス》をサーチ
⇒《鉄獣の戦線》を発動し、手札から《BF-精鋭のゼピュロス》を墓地へ送り、《鉄獣戦線ケラス》をサーチ
⇒《炎星仙-ワシンジン》+《RR-フォース・ストリクス》の2体で《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》をリンク召喚し、効果で手札から《鉄獣戦線ケラス》をSS
⇒《鉄獣戦線ケラス》の効果で、墓地の《炎星仙-ワシンジン》+《RR-フォース・ストリクス》を除外して、EXデッキから《戦華盟将-双龍》をSS
⇒墓地の《BF-精鋭のゼピュロス》の効果で、場の《鉄獣戦線ケラス》を手札に戻し、自身をSS
⇒《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》+《BF-精鋭のゼピュロス》の2体で《王神鳥シムルグ》をリンク召喚
(エンドフェイズに移行)
《王神鳥シムルグ》の効果で、デッキから《霞の谷の巨神鳥》をSS
《炎舞-「天キ」》+《鉄獣の戦線》という2枚のサーチカードから始まる展開です。
《鉄獣の戦線》には、「EXデッキから【獣族】【獣戦士族】【鳥獣族】しかSSできない」制約がありますが、それには掛からないルートになっています。
《ユニオン・キャリアー》など別種族のリンクモンスターを使いたい場合は、《BF-精鋭のゼピュロス》の効果で《鉄獣の戦線》を手札に戻しましょう。
制約が解除されるので、問題なく展開できるようになります。
ではでは。