【BUMP】Flare 感想【歌詞にランプみを感じる】

 

【『Flare』】

 

Flare

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  • TOY'S FACTORY
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【率直な感想】

 

沁みますね、心に。

 

最初の感想は、曲調が『Gravity』っぽいな、でした。

 

Gravity盤 「Gravity / アカシア」(CD+DVD)

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そして1人が欠けた3人のPV。コーラスにもチャマはいないという現実。

 

すでにファンの間では話題になっていますが、flare = ポルトガル語で CHAMA らしいですね。

 

それを知らずに聴いていても、出だしの歌詞からチャマの存在は感じられました。

 

もう一度起き上がるには やっぱり

どうしたって少しは無理しなきゃいけないな

 

何が許せないの 何を許されたいの

 

そこから歌詞を見ながら繰り返し聴いていくうちに、伝えたいことがぼんやりわかってきた気がしました。

 

 

【歌詞に『ランプ』みを感じる】

 

『Flare』の歌詞の根底にあるのは『ランプ』だと思います。

ここからは、歌詞の共通点を書いていきます。

 

LAMP

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  • アーティスト:BUMP OF CHICKEN
  • 発売日: 1999/11/25
  • メディア: CD
 

 

まず、flare を辞書で調べてみると、

 

揺らめく炎

<ろうそくなどを>(ゆらゆら)燃え上がらせる

<怒り・情熱などが>ほとばしり出る

(goo 辞書より引用)

 

とあります。

 

 

flare はマッチの炎にも使われますし、情熱の炎にも通じる単語です。

まさに『ランプ』の歌詞と重なりますね。

 

僕の中の情熱のランプ 今にもマッチは芯に触れる

 

『Flare』のラストサビ終わりの「ここにいたんだよ ちゃんと ずっと」も、『ランプ』の歌詞と重なります。

 

「ハロー、ハロー、聞こえるだろう? 君の中にずっと居たんだよ 大丈夫、大丈夫、いつも一緒だよ 君と生きる情熱のランプだよ」

 

 

その直前の「どこにいるんだよ」が話しかける言葉遣いになっていて、よくある言い回しの「どこにいるんだろう」ではない点もポイントで、これは『ランプ』の歌詞「約束しろよ ハートのランプ」と通じます。

 

 

唄い方が力強い『Flare』の一節に「落とさない ひと粒」「失くさない ひと粒」という歌詞がありますが、ここは『ランプ』の歌詞「落としたもの 失くした類」と言い回しが同じですね。

 

 

このように、『Flare』と『ランプ』はあまりにも歌詞と世界観が共通しており、大きな繋がりがあると感じざるを得ません。

 

『ランプ』は、私が参戦した『Aurora arkツアー』でも歌われた楽曲で、いまだに唄われ続ける特別なものです。

 

「BUMP OF CHICKEN TOUR 2019 aurora ark TOKYO DOME」(通常盤)[Blu-ray]
 

 

 

『ランプ』が自分を奮い立たせるような歌詞なのに対して、『flare』は自分がちゃんと今ここに生きていることに ‘‘気づいてほしい’’ という想いに焦点を当てた歌詞だと感じました。

 

コロナ禍の私たちにそっと寄り添うBUMPらしい一曲でしょう。 

 

いろいろと雑音や喧噪に惑わされる日々ですが、変わらず今日を生きていきたい。

 

ではでは。

 

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