dandeです。
今回は、10月16日発売予定の BATTLE OF CHAOS に収録される《絶神鳥シムルグ》を取り上げます。
【《絶神鳥シムルグ》】
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守 500
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに、自分が鳥獣族モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
「シムルグ」モンスター1体を召喚する。
(2):このカードが召喚に成功した場合、デッキから「シムルグ」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「シムルグ」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
(3):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードの属性は「風」としても扱う。
【闇属性・鳥獣族・レベル4】なので《RR-フォース・ストリクス》の効果でサーチできます。
初の下級【闇属性】の【シムルグ】なので、《神鳥の来寇》のサーチ先が増えたのは大きいでしょう。
【召喚権を追加】
《絶神鳥シムルグ》の特徴は、その盛り盛りの効果です。
①召喚権追加、②墓地肥やし、③【シムルグ】魔法・罠のサーチ、とやりたい放題なので【シムルグ】デッキのパワーはかなり向上したと思います。
《絶神鳥シムルグ》の(1)効果は、【鳥獣族】の召喚・SS成功時に手札の《絶神鳥シムルグ》を見せることで、【シムルグ】を召喚するというもの。
《絶神鳥シムルグ》自身を召喚することもできるので、そのまま(2)効果に繋げることができます。
これにより《招神鳥シムルグ》1枚から動けるようになったのがポイントです。
《招神鳥シムルグ》を通常召喚し、効果でデッキから《絶神鳥シムルグ》をサーチ
⇒《招神鳥シムルグ》1体で《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚
⇒ 墓地の《招神鳥シムルグ》の効果で、墓地から《招神鳥シムルグ》を自己再生
⇒《絶神鳥シムルグ》の効果で、手札の《絶神鳥シムルグ》を相手に見せ、手札から《絶神鳥シムルグ》を召喚
⇒《絶神鳥シムルグ》の効果で、デッキから《死神鳥シムルグ》を墓地へ送り、デッキから《神鳥の霊峰エルブルズ》をサーチ
⇒ 墓地の《死神鳥シムルグ》の効果で、墓地から《死神鳥シムルグ》を自己再生
⇒《転生炎獣アルミラージ》+《招神鳥シムルグ》+《死神鳥シムルグ》の3体で《王神鳥シムルグ》をリンク召喚
1枚初動で《王神鳥シムルグ》のリンク召喚に繋げる動きは、これまでは《死神鳥シムルグ》スタートでしかできませんでしたが、《招神鳥シムルグ》スタートでも行けるようになったのが嬉しいです。
【シムルグ魔法・罠をサーチ】
《絶神鳥シムルグ》の(2)効果は、デッキから【シムルグ】モンスターを墓地に送ることで、【シムルグ】魔法・罠をサーチするというもの。
コストがコストになってないですね。
《絶神鳥シムルグ》以外の下級【シムルグ】には自己再生効果があるので、墓地送りがそのまま+1になります。
最強の下級【シムルグ】だった《死神鳥シムルグ》が6枚積める、というだけでも十分強いと思います。
【シムルグ】魔法・罠には、専用サーチカード《神鳥の来寇》や、召喚権追加の《神鳥の霊峰エルブルズ》などがあり強力です。
これまで使いにくかった《神鳥の排撃》にも光が当たるかもしれませんね。
ではでは。