dandeです。
今回は、【鉄獣戦線】を使った【剣闘獣】展開ルートを紹介します。
【後攻の展開ルート】
【剣闘獣】は戦闘を通して展開するテーマであり、後攻からの展開が得意です。
↑↑の記事では、後攻1ターン目に《鉄獣戦線フラクトール》1枚から制圧展開するルートを紹介しています。個人的には、後攻ならこれが鉄板だと思っています。
【先攻の展開ルート】
とはいえ、現代遊戯王は妨害札を立てるのが当たり前になっているので、毎回後攻から戦闘を通して展開できるとは限りません。やっぱり先攻展開のルートも開拓しておくべきでしょう。
【キャット+排斥波】
【剣闘獣】の先攻展開といえば、《レスキューキャット》+《剣闘排斥波》からのルートが知られていますね。
初手:《レスキューキャット》+《剣闘排斥波》
盤面:《スレイブパンサー》+《剣闘獣総監エーディトル》+《剣闘獣ドミティアノス》
《レスキューキャット》を通常召喚し、《剣闘排斥波》を発動
⇒《レスキューキャット》の効果で、デッキから《剣闘獣サムニテ》+【獣族】1体をSS
⇒《剣闘排斥波》の効果で、デッキから《剣闘獣アウグストル》をSS
⇒《剣闘獣アウグストル》+【獣族】の2体で《スレイブパンサー》をリンク召喚
⇒《スレイブパンサー》の効果で、デッキから《再起する剣闘獣》をサーチ
⇒《再起する剣闘獣》を発動して墓地から《剣闘獣アウグストル》をSS
⇒《スレイブパンサー》の効果で、場の《剣闘獣サムニテ》をデッキに戻し、デッキからレベル5以上の【剣闘獣】をSS
⇒ その【剣闘獣】+《剣闘獣アウグストル》の2体をデッキに戻して《剣闘獣総監エーディトル》をSS
⇒《剣闘獣総監エーディトル》の効果で、EXデッキから《剣闘獣ドミティアノス》をSS
モンスター効果を1度無効にする布陣です。
【キャット+任意の2枚】
純【剣闘獣】では、このような特定の展開札を要求するルートがいくつも開発されています。
しかし、そんなに上手く必要なカードが引けることは少なく、もっと決まりやすいルートはないかと考えていました。
そんな中で今回紹介したいのが《レスキューキャット》+任意の手札コスト2枚からエーディトル展開に繋げるルートです。【鉄獣戦線】でいうところの「ウーサ双龍リボルト」展開を応用したものです。
初手:《レスキューキャット》+任意の2枚
盤面:《ファイアウォール・ドラゴン》+《スレイブパンサー》+《剣闘獣総監エーディトル》+《剣闘獣ドミティアノス》
《レスキューキャット》を通常召喚
⇒《レスキューキャット》の効果で、デッキから《鉄獣戦線キット》+【獣族】1体をSS
⇒《鉄獣戦線キット》+【獣族】の2体で《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》をリンク召喚
⇒《鉄獣戦線キット》の効果で、デッキから《鉄獣戦線ナーベル》を墓地へ送る
⇒《鉄獣戦線ナーベル》の効果で、デッキから《鉄獣戦線フラクトール》をサーチ
⇒《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》の効果で、手札から《鉄獣戦線フラクトール》をSS
⇒《鉄獣戦線フラクトール》の効果で、墓地の《レスキューキャット》+《鉄獣戦線キット》+【獣族】+《鉄獣戦線ナーベル》を除外して、EXデッキから《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》をSS
⇒《鉄獣戦線フラクトール》+《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の2体で《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》をリンク召喚
⇒《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の効果で、デッキから《鉄獣戦線ケラス》をサーチ
⇒《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の効果で、手札2枚を捨てて除外ゾーンから《鉄獣戦線ナーベル》をSS
⇒《鉄獣戦線ナーベル》の効果で、墓地の《鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》+《鉄獣戦線フラクトール》を除外して、EXデッキから《剣闘獣ドラガシス》をSS
⇒《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》+《剣闘獣ドラガシス》の2体で《スレイブパンサー》をリンク召喚
⇒《スレイブパンサー》の効果で、デッキから《剣闘獣ノクシウス》をサーチ
⇒《鉄獣戦線ケラス》の効果で、手札から《剣闘獣ノクシウス》を捨てて自身をSS
⇒《鉄獣戦線ケラス》の効果で、墓地の《剣闘獣ドラガシス》+《鉄獣戦線 徒花のフェリジット》を除外して、EXデッキから《剣闘獣ドラガシス》をSS
⇒《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》+《鉄獣戦線ケラス》+《鉄獣戦線ナーベル》の3体で《ファイアウォール・ドラゴン》をリンク召喚(《スレイブパンサー》と相互リンクになるように配置)
⇒《ファイアウォール・ドラゴン》の効果で、墓地から《剣闘獣ノクシウス》を回収
⇒《スレイブパンサー》の効果で、場の《剣闘獣ドラガシス》をEXデッキに戻して、デッキから《剣闘獣アウグストル》をSS
⇒《剣闘獣アウグストル》の効果で、手札から《剣闘獣ノクシウス》をSS
⇒《剣闘獣アウグストル》+《剣闘獣ノクシウス》の2体をデッキに戻して、EXデッキから《剣闘獣総監エーディトル》をSS
⇒《剣闘獣総監エーディトル》の効果で、EXデッキから《剣闘獣ドミティアノス》をSS
他の手札によってさらに展開ができる、応用の利くルートになっています。
例えば、ここに《再起する剣闘獣》が加われば、《剣闘獣総監エーディトル》をリンク素材に ⇒ 蘇生して効果をもう一度発動して《剣闘獣ヘラクレイノス》をSSする制圧盤面が作れます。
手札事故が起こりがちな【剣闘獣】の選択肢として活用したいと思っています。
ではでは。