dandeです。
今回は、《八汰烏》を使った懐かしいコンボを紹介します。
前回のレガシーコンボは、こちら。
【《八汰烏》】
スピリットモンスター(禁止カード)
星2/風属性/悪魔族/攻 200/守 100
このカードは特殊召喚できない。
召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。
このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた場合、次の相手ターンのドローフェイズをスキップする。
《八汰烏》の効果は、戦闘ダメージを与えた場合、相手のドローフェイズをスキップするという凶悪なもの。
この見た目で【悪魔族】なので《コマンド・リゾネーター》でサーチできてしまいます。
【《八汰烏》の解禁】
海外TCG の来季リミットレギュレーションで、そんな《八汰烏》が禁止解除されると話題になっています。
Attention Duelists! The #YuGiOhTCG Forbidden & Limited List has been updated! These changes go into effect immediately.
— Yu-Gi-Oh! Card Games (KONAMI Europe) (@YuGiOhCardEU) 2022年5月17日
Full list can be found at: https://t.co/0xZbGovh8G #YUGIOH #PredaplantVerteAnaconda #ChangeOfHeart #PotOfDesires #NightAssailant pic.twitter.com/rnThZv7zDH
《心変わり》や《刻の封印》も解禁というタイムスリップしたかのような改定ですね。
【八汰ロック】
そんな昔に猛威を振るったコンボに【八汰ロック】があります。
流れを簡単に説明すると、次のとおり。
① エラッタ前の《混沌帝龍-終焉の使者》の効果で、お互いの手札・墓地を全て墓地に送る。
② エラッタ前の《クリッター》の効果で《八汰烏》をサーチする。
③ 《八汰烏》を召喚し、ガラ空きの相手にダイレクトアタックする。
④ 《八汰烏》の効果で、相手のドローフェイズがスキップされる。
手札0の状態でドロー自体を封じてしまうので、相手はドローというわずかな望みすら断たれます。ドローロックはカードゲームの根幹を壊すものです。
コンボに登場する全てのカードが去勢済みということからも、いかにヤバいコンボかがわかりますね。
⇊ エラッタ後 ⇊
【現代のドローロック】
とはいえ、現代遊戯王では墓地効果によるアド回復が当たり前のように行われており、手札0枚でドローロックしても勝利には直結しません。
手札誘発も充実しているので、《八汰烏》に《エフェクト・ヴェーラー》を打たれるだけでコンボは瓦解します。
まあ、だからといって《八汰烏》を解禁してもいいとは思わないのですが。
ドローフェイズをスキップするカードとしては《魂を吸う竹光》《ヨーウィー》辺りがありますね。
《ヨーウィー》なんかはデメリットや制約がかなり厳しく、そう簡単にドローロックは許されないようです。
ではでは。