御巫とガスタの相性について【少考察】

dandeです。

 

今回は【御巫(みかんこ)】について考えてみます。

 

前回の少考察は、こちら。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

 

 

【御巫のメインギミック】

 

 

【御巫】のキーカードは《オオヒメの御巫》

 

儀式・効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻   0/守   0
「御巫神楽」により降臨。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「オオヒメの御巫」以外の「御巫」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
(3):自分・相手ターンに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを装備可能なフィールドのモンスター1体に装備する。

 

手札で発動できる(1)効果が強力で、デッキから【御巫】をサーチできます。

 

サーチ候補は《伝承の大御巫》。

《オオヒメの御巫》を手札からSSし、さらに墓地効果でデッキから【御巫】を墓地へ送れます。

 

 

《オオヒメの御巫》の(3)効果で墓地から装備魔法を場のモンスターに装備できるので、《伝承の大御巫》で墓地へ送った《御巫の水舞踏》をそのまま場のモンスターに装備して、《御巫の水舞踏》の効果でデッキから【御巫】をSSできます。

 

 

《御巫の水舞踏》でデッキから《剣の御巫ハレ》をSSすれば、《剣の御巫ハレ》の効果でデッキから【御巫】装備魔法をサーチできます。

 

 

《御巫の水舞踏》の効果で元々これを装備していたモンスターは手札に戻るのですが、相手モンスターに装備していた場合は相手モンスターをバウンスで除去した形になるので強力です。バウンスした上にデッキから【御巫】呼んでくるのヤバい。

 

この一連の流れが【御巫】のメインギミックになります。

 

 

【ガスタとの相性】

 

 

そんな【御巫】とギミックを共有できそうなのが【ガスタ】

 

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《ダイガスタ・スフィアード》によるリクルーター自爆特攻が有名なテーマです。

 

シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/サイキック族/攻2000/守1300
チューナー+チューナー以外の「ガスタ」と名のついたモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、自分の墓地の「ガスタ」と名のついたカード1枚を選択して手札に加える事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「ガスタ」と名のついたモンスターの戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
また、このカードは戦闘では破壊されない。

 

戦闘破壊耐性を持っている点と、戦闘ダメージを代わりに相手に受けさせる点が《オオヒメの御巫》と同じですね。

 

 

【①《脆刃の剣》を共有できる】

 

戦闘ダメージを相手に受けさせる効果と相性が良いのが《脆刃の剣》

 

 

もちろん《オオヒメの御巫》《ダイガスタ・スフィアード》のどちらとも好相性です。

 

相手モンスターに《脆刃の剣》を装備して《オオヒメの御巫》で攻撃すれば、装備モンスターの攻撃力の倍のダメージを相手に与えられますし、自分は戦闘ダメージを受けないので《脆刃の剣》の自壊デメリットも発動しません。

 

《ダイガスタ・スフィアード》であれば、リクルーターの《ガスタ・ガルド》が横にいれば《ガスタ・ガルド》で自爆特攻 ⇒《ガスタ・ガルド》の効果で《ガスタ・イグル》をSS ⇒《ガスタ・イグル》で自爆特攻、の流れで大ダメージを与えられます。

 

 

 

 

【②《ガスタ・グリフ》を起動】

 

展開の起点となる《ガスタ・グリフ》を《オオヒメの御巫》で起動できる点も見逃せません。

 

効果モンスター
星2/風属性/鳥獣族/攻 800/守 300
このカードが手札から墓地へ送られた場合、デッキから「ガスタ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
「ガスタ・グリフ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

《オオヒメの御巫》のサーチ効果には手札を1枚捨てるデメリットが付いていますが、《ガスタ・グリフ》を捨てれば、これをメリットに変えられますね。

 

《ガスタ・グリフ》の効果でデッキから《ガスタ・ヴェズル》をSSすれば、《ガスタ・ヴェズル》の効果でデッキから【ガスタ】を墓地へ送り、手札から【ガスタ】をSSできます。

 

 

手札に《ガスタの神裔 ピリカ》がいれば、《ガスタ・ヴェズル》+《ガスタの神裔ピリカ》の2体で《ダイガスタ・スフィアード》をシンクロ召喚し、その効果で《ガスタ・グリフ》を回収して次ターンに備えることができますね。

 

 

手札に【ガスタ】がいなければ、《オオヒメの御巫》を《伝承の大御巫》でSSして、《ガスタ・ヴェズル》+《オオヒメの御巫》の2体で《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》をシンクロ召喚してもいいでしょう。

 

 

派生の展開ルートはいろいろありそうです。

 

 

【③《霞の谷の神風》を起動】

 

《御巫の水舞踏》で装備モンスターをバウンスできることを先ほど紹介しましたが、これを活かせるのが《霞の谷の神風》です。

 

 

 

ついに無制限カードまで緩和されたことで話題になりました。神風バードマンがまたできるようになったのは嬉しいです。

 

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《御巫の水舞踏》を【ガスタ】に装備させるだけで簡単に《霞の谷の神風》を起動できるので、サブギミックとしては自然に採用できると思います。

 

相手依存ではありますが、《御巫の祓舞》で相手ターンのバウンスが可能なので、相手ターン神風も狙えます。

 

 

《ガスタの神裔 ピリカ》へのアクセス手段が増えるのは大きいですね。

 

考察は以上です。

 

ではでは。