【感想】こうして社員は、やる気を失っていく【心理的安全性】

dandeです。

 

今回は、読書記事です。

 

 

 

 

【こうして社員は、やる気を失っていく】

 

 

 

たまたま書店で見かけて、立ち読みした1冊。

5~10分でさらっと読んだだけなので、内容を取り違えているかもしれませんが、感じたことを書いていきます。

 

 

【ざっくり感想】

 

 

職場の従業員がなぜやる気を失っていくのか、について書いた本です。

 

社員がやる気を失うのは社員個人の問題というより職場の問題だ、という本書の問題意識はまさにその通りだなと思いました。

 

良くない職場・上司のパターンがいくつも挙げられていて、自分の職場について考える際の参考になります。

 

【心理的安全性】

 

本書を読んでいて最も印象に残ったのは、心理的安全性が確保されていることが重要だという点です。

 

心理的安全性とは、「何か自分が意見を言っても受け入れてもらえる」とか「人と違うことを言っても批判されない」という安心感を指すようです。このキーワードだけで1冊本が書けるぐらいに重要な概念みたいですね。

 

 

私が今の職場にぼんやり感じていることが、的確に言語化されていました。なんかこうギスギスしてるというか、ピリピリしてるというか、積極的にアイデアを出していこうって気にさせない何かがあるんですよね。

 

新しいアイデアが出ないということは、今以上の成長が期待できないことに繋がりますし、会社としても好ましくないはずです。

 

【傍観者性】

 

そして本書における重要なこととして、傍観者性が高い職場は衰退するというようなことも書かれていました。

 

傍観者性とは「誰かがやってくれる」「余計なことはせず、言われたことだけ淡々とやっていればいい」という姿勢のことです。こういう人の割合が高い職場の成長性が低いのは、まあ納得でしょう。

 

なので、もし自分の職場が心理的安全性が低いダメな職場だったからといって、「会社が悪いから仕方ない、オレは悪くない」みたいな姿勢でいたら、それはそれでダメなので注意しましょう。

 

職場の環境を整えることと同時に、自分の心持ちについても考えていくきっかけになる本だと思います。ぜひご一読ください。

 

ではでは。