【前回の少考察】
【ネムレリア】の基本展開から、耐性持ちの《真竜機兵ダースメタトロン》を出す動きを取り上げています。
【VS（ヴァンキッシュ・ソウル）】
ワイルド・サバイバーズで登場する新テーマ【VS】。
相手ターンにもフリーチェーンで動ける面白いテーマになっています。
そして、手札のモンスターを見せて効果を使うのもポイントです。
例えば《VS 龍帝ヴァリウス》なら、フリーチェーン破壊するために【地属性】＋【炎属性】＋【闇属性】の計３枚を見せないといけません。
手札にモンスターを残しつつ展開する、という特殊な戦い方になりますね。
【VSと破械】
そんな【VS】ですが、【破械】との相性が良いのではないかと思っています。
【破械】といえば、相手モンスターをリンク素材にしてリンク召喚する動きで知られていますね。
【属性がマッチしている】
現状の【VS】では、手札の【地・炎・闇属性】を見せるのが重要であり、《破械童子アルハ》《破械童子サラマ》を初動とする【破械】は、属性がマッチしています。
《破械童子アルハ》と《破械童子サラマ》は《雙王の械》でサーチできるので、必要な属性を用意できるのが他にはない強みです。
さらに【破械】は破壊された時に効果が使えるので、上記の《VS 龍帝ヴァリウス》で【破械】を破壊することで、効果を使うこともできますね。
【パンテラが初動につながる】
そして今回、注目したいのが《VS パンテラ》。
(1)効果で、手札から自身をSSできます。
【VS】の基本的な流れとしては、《VS パンテラ》を自身の効果でSSして《闘神の虚像》をリンク召喚し、手札の【VS】を展開していくことになります。
ですが、【破械】と組み合わせた場合は《VS パンテラ》の(2)効果のほうが重要になります。
《VS パンテラ》の(2)効果は、手札の【地属性】＋【炎属性】を見せ、自身と同じ縦列の魔法・罠カードをすべて破壊するというもの。
相手ターンにも発動できるので、基本的には相手の魔法・罠カードを狙うのですが、自分の【破械】魔法・罠カードを破壊することで、デッキから【破械】をSSできるのがポイントです。
《VS 龍帝ヴァリウス》《VS Dr.マッドラヴ》などによるフリーチェーン妨害に加え、【破械】による妨害を加えれば、強固な盤面を作れるはずです。
《VS パンテラ》は《炎舞－『天キ』》《VS ラゼン》の効果でサーチすることができ、安定した動きができるでしょう。
考察は以上です。
ではでは。
