【前回の少考察】
《幻獣機ドラゴサック》から《光の黄金櫃》をサーチする展開ルートを取り上げています。
【ジェネクスにおけるルシエラの活用】
今回【ジェネクス】を取り上げたのは、《白き森の魔性ルシエラ》で《ジェネクス・パワー・プランナー》をサーチする動きを考えていたからです。
【ジェネクス】は《ジェネクス・パワー・プランナー》1枚からの展開がよく取り上げられますが、実際のデュエルでは《ジェネクス・ウンディーネ》しか引けない場面がどうしても出てきます。
これまで《ジェネクス・ウンディーネ》1枚からの展開はなかなか難しかったのですが、↑↑の《白き森の魔性ルシエラ》の登場で状況が変わりました。
《リペア・ジェネクス・コントローラー》がいる状態で《白き森の魔性ルシエラ》の効果が決まれば、【光属性・魔法使い族】の《ジェネクス・パワー・プランナー》をサーチしてそのまま召喚できるのが強力ですね。
【リモートによる名称変更】
もう一つ取り入れたのが《A・ジェネクス・リモート》。
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/機械族/攻 500/守1800
(1):1ターンに1度、フィールドのチューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターのカード名はエンドフェイズまで「ジェネクス・コントローラー」として扱う。
その効果は、場のモンスターのカード名を《ジェネクス・コントローラー》に変更するというもの。
基本的には《ジェネクス・コントローラー》を素材に指定するシンクロモンスターのために使うことが想定されているのですが、場のチューナーを【ジェネクス】にすることで《リペア・ジェネクス・コントローラー》の制約(「このターン、自分は「ジェネクス」チューナーをS素材としたS召喚でしかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。」)をすり抜けることが可能です。
つまり《白き森の魔性ルシエラ》を【ジェネクス】に変えてさらにシンクロ召喚できるということです。これは現状《A・ジェネクス・リモート》にしかできない動きですね。
【展開ルート】
それでは、展開ルートを紹介します。
個人的にいま考えている【水晶機巧】デッキで使う動きなので、マイナーな動きが目立つかもしれませんが、ご了承ください。
《ジェネクス・ウンディーネ》1枚からの展開です。
盤面:《リペア・ジェネクス・コントローラー》+《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》+《氷結界の還零龍トリシューラ》+《水晶機巧-シトリィ》+《シンクロ・ランブル》
《ジェネクス・ウンディーネ》を通常召喚し、効果でデッキから《水晶機巧-サルファフナー》を墓地へ送って、デッキから《ジェネクス・コントローラー》をサーチ
⇒《ジェネクス・ウンディーネ》1体で《リペア・ジェネクス・コントローラー》をリンク召喚し、効果で墓地から《ジェネクス・ウンディーネ》を回収
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《ジェネクス・ウンディーネ》を追加召喚
⇒《ジェネクス・ウンディーネ》の効果で、デッキから《水晶機巧-シストバーン》を墓地へ送って、デッキから《ジェネクス・コントローラー》をサーチ
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《ジェネクス・コントローラー》を追加召喚
⇒《水晶機巧-シストバーン》の効果で、墓地から自身を除外して、デッキから《水晶機巧-スモーガー》をサーチ
⇒《水晶機巧-サルファフナー》の効果で、手札の《水晶機巧-スモーガー》を捨てて墓地から自身をSSし、自身を破壊してデッキから《水晶機巧-シトリィ》をSS
⇒《水晶機巧-スモーガー》の効果で、墓地から自身を除外して、デッキから《クリストロン・インパクト》をサーチ
⇒《ジェネクス・ウンディーネ》+《ジェネクス・コントローラー》の2体で《白き森の魔性ルシエラ》をシンクロ召喚し、効果で手札の《クリストロン・インパクト》を墓地へ送って、デッキから《ジェネクス・パワー・プランナー》をサーチ
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《ジェネクス・パワー・プランナー》を追加召喚
⇒《ジェネクス・パワー・プランナー》の効果で、デッキから《ジェネクス・ウンディーネ》をサーチ
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《ジェネクス・ウンディーネ》を追加召喚
⇒《ジェネクス・ウンディーネ》の効果で、デッキから《瀑征竜-タイダル》を墓地へ送って、デッキから《ジェネクス・コントローラー》をサーチ
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《ジェネクス・コントローラー》を追加召喚
⇒《ジェネクス・ウンディーネ》+《ジェネクス・コントローラー》の2体で《氷結界の虎王ドゥローレン》をシンクロ召喚
⇒《氷結界の虎王ドゥローレン》の効果で、場の《ジェネクス・パワー・プランナー》を手札に戻す
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《ジェネクス・パワー・プランナー》を追加召喚
⇒《ジェネクス・パワー・プランナー》の効果で、デッキから《A・ジェネクス・リモート》をサーチ
⇒《リペア・ジェネクス・コントローラー》の効果で、《A・ジェネクス・リモート》を追加召喚
⇒《A・ジェネクス・リモート》の効果で、場の《白き森の魔性ルシエラ》のカード名を《ジェネクス・コントローラー》に変更
⇒《白き森の魔性ルシエラ》+《氷結界の虎王ドゥローレン》の2体で《赤き竜》をシンクロ召喚し、効果でデッキから《シンクロ・ランブル》をサーチ
⇒《瀑征竜-タイダル》の効果で、墓地の《ジェネクス・ウンディーネ》×2体を除外して、墓地から自身をSS
⇒《A・ジェネクス・リモート》+《ジェネクス・パワー・プランナー》+《瀑征竜-タイダル》の3体で《氷結界の還零龍トリシューラ》をシンクロ召喚
⇒《赤き竜》の効果で、自身をEXデッキに戻して、EXデッキから《シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いでSS
墓地に《瀑征竜-タイダル》が残るので、相手ターンに《水晶機巧-シトリィ》の効果で《瀑征竜-タイダル》を蘇生してレベル9シンクロに繋げれば、除外された《瀑征竜-タイダル》のサーチ効果まで狙えるのがポイント。
シンクロ先は《パワー・ツール・ブレイバー・ドラゴン》で、その効果で《ラプテノスの超魔剣》を装備させたいなと思っています。
《瀑征竜-タイダル》の効果で《ドラゴンメイド・ラドリー》をサーチしておけば、バトルフェイズ開始時に《ラプテノスの超魔剣》の効果で《ドラゴンメイド・ラドリー》を召喚できます。
さらに墓地に《ドラゴンメイド・フルス》がいれば、そのままチェンジできますね。
ではでは。