【『ほどなく、お別れです』】
葬儀場でアルバイトをする女子大生が主人公。
仕事をする中で、”訳あり”の葬儀ばかり担当する葬祭ディレクターと出会い、遺族とのかかわりを通して成長していくといった物語です。
映画も公開中ということで、読んでみました。
【泣きどころが多い】
葬儀がテーマというところから、暗めの話なのかと思いきや、軽快なキャラクターが多いためか、全体的に読みやすい小説でした。
特に印象に残ったのが僧侶の”里見さん”。すごくいいキャラしてます。
主人公に霊感(というか”人の感情”を読み取る能力?)があり、やや現実離れした設定もありますが、そこはあまり気にならなかったです。
要所要所の筆力が感じられ、いい本を読んだなと思えました。
あとがきを見ると、夏川草介氏の小説に感銘を受けた経験があるそうで、昨年読んだ『エピクロスの処方箋』が刺さった私にもぴったり。言われて見ればちょっと雰囲気が近い気もします。
人を見送ることの大変さを改めて感じました。
皆さんもぜひご一読ください。
続編もあるようで、機会があったらまた読んでみようと思います。
ではでは。

