感想『ほどなく、お別れです』(長月天音 著、小学館文庫)

 

【『ほどなく、お別れです』】

 

 

葬儀場でアルバイトをする女子大生が主人公。

仕事をする中で、”訳あり”の葬儀ばかり担当する葬祭ディレクターと出会い、遺族とのかかわりを通して成長していくといった物語です。

 

映画も公開中ということで、読んでみました。

 

 

【泣きどころが多い】

 

葬儀がテーマというところから、暗めの話なのかと思いきや、軽快なキャラクターが多いためか、全体的に読みやすい小説でした。

特に印象に残ったのが僧侶の”里見さん”。すごくいいキャラしてます。

 

主人公に霊感(というか”人の感情”を読み取る能力?)があり、やや現実離れした設定もありますが、そこはあまり気にならなかったです。

要所要所の筆力が感じられ、いい本を読んだなと思えました。

 

あとがきを見ると、夏川草介氏の小説に感銘を受けた経験があるそうで、昨年読んだ『エピクロスの処方箋』が刺さった私にもぴったり。言われて見ればちょっと雰囲気が近い気もします。

 

dandee.hatenablog.com

 

人を見送ることの大変さを改めて感じました。

皆さんもぜひご一読ください。

 

続編もあるようで、機会があったらまた読んでみようと思います。

 

 

ではでは。