【前回の少考察】
《魔界発現世行きデスガイド》＋手札１枚から【ウイルス】などの好きな通常罠カードをセット＆即発動できるコンボを取り上げています。
【《百檎龍－リンゴブルム》】
チューナー・効果モンスター
星２/光属性/ドラゴン族/攻 100/守1100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：フィールドに効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2)：自分のＳモンスターのＳ召喚に成功したターンの自分メインフェイズに、墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドに「百檎トークン」（幻竜族・光・星２・攻／守１００）１体を特殊召喚する。
自分はこのトークンをＳ素材とする場合、このトークンをチューナーとして扱う事ができる。
今回のキーカードです。
(1)効果で手札から自身をSSできますが、「場に効果モンスター以外の表側表示モンスターが存在する場合」という条件がやや厳しめ。
通常モンスターやトークンを使うデッキなら発動はしやすいですが、下手をすると腐ってしまう場面もありそうです。
出張パーツとして【勇者】を採用していれば、《アラメシアの儀》＋《百檎龍－リンゴブルム》からシンクロ展開できるのが良さげですね。
【サーモンとの組み合わせ】
そんな《百檎龍－リンゴブルム》と好相性なのがサーモン。
スライスした林檎＋サーモンの刺身、旨そうですね。
……じゃなくて、ここでいうサーモンは《インフェルノクインサーモン》です。
召喚・SS時に手札・デッキ・墓地から【魚族】通常モンスターをSSできます。
通常モンスターを場に出せるので《百檎龍－リンゴブルム》のSS条件を満たせるのがポイント。
《ジェノサイドキングサーモン》と合わせて採用すれば、↓↓のような展開が可能になります。
《インフェルノクインサーモン》をアドバンス召喚し、効果でデッキから《ジェノサイドキングサーモン》をSS
⇒《百檎龍－リンゴブルム》の効果で、手札から自身をSS
⇒《ジェノサイドキングサーモン》＋《百檎龍－リンゴブルム》の２体で《月華竜ブラック・ローズ》をシンクロ召喚
⇒《百檎龍－リンゴブルム》の効果で、墓地から自身を除外して百檎トークンをSS
⇒《インフェルノクインサーモン》＋百檎トークンの２体で《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》をシンクロ召喚
除去しながら戦闘で相手ライフを削り、《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》の攻撃力をアップさせればワンショットキルも見えてきますね。
《百檎龍－リンゴブルム》も百檎トークンも【光属性】チューナーなので《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》や【カオス】のシンクロ素材にできるのがいいですね。
【帝王との組み合わせ】
そんな《インフェルノクインサーモン》ですが、ちゃっかり帝ステータス（攻2400/守1000）なので《天帝アイテール》の効果でデッキからSSすることができます。
効果モンスター
星８/光属性/天使族/攻2800/守1000
このカードはアドバンス召喚したモンスター１体をリリースしてアドバンス召喚できる。
(1)：このカードがアドバンス召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから「帝王」魔法・罠カード２種類を墓地へ送り、デッキから攻撃力２４００以上で守備力１０００のモンスター１体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主の手札に戻る。
(2)：このカードが手札にある場合、相手メインフェイズに自分の墓地の「帝王」魔法・罠カード１枚を除外して発動できる。
このカードをアドバンス召喚する。
相手ターンにアドバンス召喚する【烈旋アイテール】の動きが有名ですが、相手ターンに《インフェルノクインサーモン》をSSしても旨味が少ないです。基本的には自分のターンでアドバンス召喚して展開していきましょう。
《天帝アイテール》の発動コストとして【帝王】魔法・罠カード２種類を墓地へ送る必要がありますが、自己再生持ちの《真源の帝王》を落とすと面白いです。
![遊戯王OCG 真源の帝王 ノーマル SR01-JP034 遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -真帝王降臨-]](https://m.media-amazon.com/images/I/51XPPm5WE5L._SL500_.jpg "遊戯王OCG 真源の帝王 ノーマル SR01-JP034 遊戯王アーク・ファイブ [STRUCTURE DECK -真帝王降臨-]")
《真源の帝王》は通常モンスターとして蘇生されるので、《百檎龍－リンゴブルム》のSS条件を満たせるのがポイントです。
《インフェルノクインサーモン》と同じレベル５なのもいいですね。【帝王】＋【サーモン】＋【リンゴ】で、頑張ればデッキになりそう。
ではでは。
