感想『半沢直樹4 銀翼のイカロス』(池井戸潤 著、講談社文庫)

dandeです。

 

今回は、読書記事。

 

ドラマ放送により話題となっている本書。

ネタバレは極力ない形で、感想を書いていきます。

 

 

  目次

 

 

【『半沢直樹銀翼のイカロス』】

 

 

半沢直樹 4 銀翼のイカロス (講談社文庫)

半沢直樹 4 銀翼のイカロス (講談社文庫)

  • 作者:池井戸 潤
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 文庫
 

 

文章が非常に読みやすく、1日ですぐ読み終えてしまいました。

 

金融関係の用語がちょくちょく出てきますが、読みにくさは感じませんでした。

ドラマ「半沢直樹」が好きな方なら、特に支障なく読めると思います。

 

 

【ドラマ「半沢直樹」について】

 

 

約7年前、俳優の堺雅人さんの演技が好きなので、「半沢直樹」を見始めました。

 

最初は「銀行員の話かぁ、面白いんか?」とか思ってたのですが、ドラマの圧倒的なスピード感と緊迫感にやられました。

 

「机バンバン」小木曽「小物界の大物」古里など、名脇役のキャラも非常に立っていて、物語の魅力を引き立てていましたね。

 

結局、最後まで飽きることなく見てしまいました。

傑作ドラマと言っていいと思います。

 

 

そして、2020年版「半沢直樹」ももちろん見ています。

 

現在、前半の『ロスジェネの逆襲』篇が終わったところですが、歌舞伎俳優を中心としたオーバーアクションな演技が話題になっていますね。

 

半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)

半沢直樹 3 ロスジェネの逆襲 (講談社文庫)

  • 作者:池井戸 潤
  • 発売日: 2019/12/13
  • メディア: 文庫
 

 

個人的には、初代「半沢直樹」の神妙な感じが好きだったのですが、スピード感は初代にも引けを取らないレベルで高いので、全体的には満足です。

 

 

【ざっくり感想】

 

 

今作『銀翼のイカロス』における半沢の敵は、政治家やそれに群がる人たち

 

どんどんスケールが大きくなっていて、次はアメリカにでも行きそうな勢いですね。

 

上にも書きましたが、やはり今作もスピード感がすごい。

邪魔立てする人たちをバッサバッサと撥ね退けていきます。

 

また、半沢が銀行員(バンカー)としてどうあるべきなのかと言う点に触れるのも今作の特徴。

終盤のやり取りは必見ですね。

 

この原作をどうドラマで仕上げるのか、今から楽しみです。

 

上記のとおり、ページ数の割にかなり読みやすいので、結末が気になるという方はさくっと読んでしまってもいいかもしれません。

 

ではでは。