dandeです。
今回は、《ブラッド・ローズ・ドラゴン》を軸としたデッキ紹介です。
【《ブラッド・ローズ・ドラゴン》】
お互いの墓地をすべて除外するという豪快な墓地メタ効果をもっています。
先日、別記事で《ブラッド・ローズ・ドラゴン》の活用法についてまとめましたが、今回のデッキは、その中の【墓地が0になることを活かす】をコンセプトとして構築しました。
【デッキレシピ】
パラレルエクシード3
ホワイトローズ・ドラゴン1
レッドローズ・ドラゴン1
ロクスローズ・ドラゴン1
ランカの蟲惑魔2
ジーナの蟲惑魔1
ティオの蟲惑魔1
カズーラの蟲惑魔1
神樹のパラディオン1
幻影騎士団ティアースケイル3
幻影騎士団サイレントブーツ3
幻影騎士団ダスティローブ2
焔聖騎士-リナルド2
ミラー・レディバグ2
薫り貴き薔薇の芽吹き2
焔聖剣-デュランダル1
薔薇の刻印1
増援1
おろかな埋葬1
ハーピィの羽根箒1
幻影騎士団シェード・ブリガンダイン3
幻影霧剣1
電網の落とし穴2
狡猾な落とし穴1
蟲惑の落とし穴1
墓穴ホール1
計40
【EX】
ブラック・ローズ・ドラゴン1
ブラッド・ローズ・ドラゴン2
虹光の宣告者1
シューティング・ライザー・ドラゴン1
サイバース・クアンタム・ドラゴン1
フレシアの蟲惑魔1
超弩級砲塔列車グスタフ・マックス1
超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ1
セラの蟲惑魔1
クラリアの蟲惑魔1
クロスローズ・ドラゴン1
水晶機巧-ハリファイバー1
聖騎士の追想イゾルデ1
トロイメア・ユニコーン1
【主なシナジーポイント】
ここからは、各テーマ、カード間のシナジーについて書きます。
【幻影騎士団】【ローズ・ドラゴン】《ミラー・レディバグ》の3つを取り上げますが、サブギミックのひとつである【蟲惑魔】は3つのすべてに絡んでいるので、それぞれの項目で触れていきます。
【幻影騎士団】
まずは《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》から。
このデッキのコンセプトである【墓地が0になることを活かす】を表した1枚です。
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》の効果で墓地を0にすれば、「自分の墓地に罠カードが存在しない場合」という発動条件を満たすため、デュエル序盤はもちろん中盤以降も、展開札として活用できます。
《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》は、 【蟲惑魔】デッキでもよく採用されています。
《セラの蟲惑魔》の②効果の発動トリガーになるからですね。
《幻影騎士団ティアースケイル》を使った展開ルートも強力で、相手ターンの《ブラッド・ローズ・ドラゴン》のシンクロ召喚に繋げられます。
必要札 :《幻影騎士団ティアースケイル》+手札1枚
最終盤面:《水晶機巧-ハリファイバー》+《ブラック・ローズ・ドラゴン》+《フレシアの蟲惑魔》
《幻影騎士団ティアースケイル》を通常召喚し、効果で手札1枚を捨ててデッキから《幻影騎士団ダスティローブ》を墓地へ送る
⇒墓地の《幻影騎士団ダスティローブ》の効果で、デッキから《幻影騎士団サイレントブーツ》をサーチ
⇒《幻影騎士団サイレントブーツ》を自身の効果でSS
⇒《幻影騎士団ティアースケイル》+《幻影騎士団サイレントブーツ》の2体で《聖騎士の追想イゾルデ》をリンク召喚し、効果でデッキから【戦士族】1体をサーチ
⇒《聖騎士の追想イゾルデ》の効果で、デッキから《焔聖剣-デュランダル》を墓地へ送り、デッキから《焔聖騎士-リナルド》をSS
⇒《焔聖騎士-リナルド》の効果で、墓地から《焔聖剣-デュランダル》を回収
⇒《焔聖剣-デュランダル》を《焔聖騎士-リナルド》に装備し、効果でデッキから《焔聖騎士-リナルド》(2枚目)をサーチして《焔聖剣-デュランダル》自身を破壊
⇒《焔聖騎士-リナルド》の効果で、手札から自身をSS(チューナー化)
⇒《焔聖騎士-リナルド》+《聖騎士の追想イゾルデ》の2体で《水晶機巧-ハリファイバー》をリンク召喚し、効果でデッキから《レッドローズ・ドラゴン》をSS
⇒墓地の《幻影騎士団サイレントブーツ》の効果で、デッキから《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をサーチ
⇒《幻影騎士団ティアースケイル》の効果で、墓地から自身をSS
⇒《レッドローズ・ドラゴン》+《幻影騎士団ティアースケイル》+《焔聖騎士-リナルド》の3体で《ブラック・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚
⇒《レッドローズ・ドラゴン》の効果で、デッキから《ホワイトローズ・ドラゴン》をSS
⇒《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》をセットして発動しSS
⇒《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》+《ホワイトローズ・ドラゴン》の2体で《フレシアの蟲惑魔》をエクシーズ召喚
相手ターンに《水晶機巧―ハリファイバー》の効果で《シューティング・ライザー・ドラゴン》をSSし、効果で【レベル4】を落とせば《シューティング・ライザー・ドラゴン》+《ブラック・ローズ・ドラゴン》の2体で《ブラッド・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚できますね。
【《ミラー・レディバグ》】
効果モンスター
星1/光属性/昆虫族/攻 100/守 100
自分フィールド上に表側表示でモンスターが1体以上存在し、自分の墓地にモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
この効果で特殊召喚に成功した時、このカードのレベルはこのカード以外の自分フィールド上に存在するモンスターのレベルを合計したレベルになる。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードのレベルが12を超えた場合、このカードを破壊する。
こちらも【墓地が0になることを活かす】に沿った1枚です。
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》の効果で、墓地を全除外すれば、《ミラー・レディバグ》のSS条件が整います。
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》+《ミラー・レディバグ》の2体で《超弩級砲塔列車グスタフ・マックス》⇒《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》をエクシーズ召喚すれば、ワンショットキルができますね。
《ミラー・レディバグ》は【昆虫族】なので、【蟲惑魔】+《ミラー・レディバグ》の2体で《クラリアの蟲惑魔》をリンク召喚できるのもポイントです。
【ローズ・ドラゴン】
こちらは、《ブラッド・ローズ・ドラゴン》をシンクロ召喚扱いでSSする効果を持つリンクモンスター。
召喚条件は「種族が異なるモンスター2体」なので、種族がバラけているこのデッキとは好相性です。
《ホワイトローズ・ドラゴン》の効果で《ジーナの蟲惑魔》を落とせば、アドを稼げるのもポイントですね。
【デッキ解説】
最後に、デッキ解説を書きます。
基本的には《水晶機巧-ハリファイバー》を経由した《ブラッド・ローズ・ドラゴン》のシンクロ召喚を目指しますが、《ランカの蟲惑魔》を引いている場合は、《セラの蟲惑魔》を経由した《フレシアの蟲惑魔》のエクシーズ召喚に移行することもあります。
《ランカの蟲惑魔》始動の展開ルートは、次のとおり。
《ランカの蟲惑魔》を通常召喚し、効果でデッキから《ジーナの蟲惑魔》をサーチ
⇒《ランカの蟲惑魔》1体で《セラの蟲惑魔》をリンク召喚
⇒手札から罠カード1枚をセットした後、《ジーナの蟲惑魔》の効果を発動し、伏せた罠カードを墓地へ送って自身をSS
⇒《セラの蟲惑魔》の効果で、デッキから【落とし穴】1枚をセット
ここに《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》や《パラレルエクシード》を追加すれば、《フレシアの蟲惑魔》のエクシーズ召喚もできますね。
《クロスローズ・ドラゴン》+《フレシアの蟲惑魔》の盤面は、【落とし穴】による妨害と《ブラッド・ローズ・ドラゴン》による墓地除外を構えられるため、積極的に狙っていきたい。
その《パラレルエクシード》をサーチできる《フォーマッド・スキッパー》は、名前をコピーする効果を持っていて、単体で《セラの蟲惑魔》になれるため好相性なのですが、今回は不採用としました。
理由としては、《セラの蟲惑魔》をリンク召喚した後、さらなる展開手段がなければそこで展開が止まってしまうため。
《フォーマッド・スキッパー》は【レベル1】なので、《ミラー・レディバグ》《焔聖騎士-リナルド》とともに《ジャック・イン・ザ・ハンド》でサーチすることも考えましたが、ロマンを求めすぎて回らないことが増えたので止めました。
《ブラッド・ローズ・ドラゴン》+《ミラー・レディバグ》による《超弩級砲塔列車ジャガーノート・リーベ》ワンショットキルは、重要な勝ち筋なので《ミラー・レディバグ》のサーチ手段は採用したいところではあります。
ドローしたカードに応じて、【幻影騎士団】展開と【蟲惑魔】展開とワンショットキル展開を使い分けていきましょう。
デッキ解説は以上です。
ではでは。