ジェネクスと歩む遊戯王日記

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化石とヴァンパイアの相性について【少考察】

dandeです。

 

今回は、【化石】と【ヴァンパイア】について。

 

種族もコンセプトも異なる2つのテーマですが、実はシナジーがあります。

 

前回の少考察は、こちら。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

  目次

 

 

【化石について】

 

 

【化石】は、融合モンスターを主軸としたテーマ。

 

相手の墓地のモンスターを融合素材にできる《化石融合-フォッシル・フュージョンがキーカードです。

 

 

通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手の墓地から、「化石」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。
この効果でお互いの墓地からモンスターを除外した場合には、その特殊召喚したモンスターはモンスターの効果の対象にならない。
(2):このカードが墓地に存在し、自分フィールドの表側表示の「化石」融合モンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。

 

しかし、相手の墓地のモンスターを融合素材にできるとは言っても、相手の墓地にモンスターを置くギミックがなければ機能しません。

 

そこで、専用サポートカードとして《標本の閲覧》があります。

 

 

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札の「化石融合-フォッシル・フュージョン」1枚を相手に見せて発動できる。
手札からモンスター1体を墓地へ送り、種族とレベルを1つずつ宣言する。
相手は自身の手札・デッキを確認し、宣言された種族・レベルを持つモンスターがあった場合、その内の1体を墓地へ送る。

 

《標本の閲覧》で【レベル2・昆虫族】や【レベル3・アンデット族】を宣言すれば、高確率で採用されている《増殖するG》や《灰流うらら》を狙い撃ちできますね。

 

とはいえ、すべてのデッキに《増殖するG》や《灰流うらら》が入っている訳ではありません。

 

《標本の閲覧》のデメリットは、主に ↓↓ の4つがあり、展開の起点として採用するにはどれも厳しいものばかり。

 

① 《化石融合-フォッシル・フュージョン》が手札になければ、発動すらできない。

② 無事に発動できても、宣言した種族がハズレなら不発に終わる。

③ 手札コストが必要。

④ 自分はアドが取れず、逆に相手が墓地効果でアドを稼ぐ場合もある。

 

いろいろ検討した結果、【化石】デッキであっても《標本の閲覧》を採用するのは難しいという結論になりました。

 

そして代替案を探し、辿り着いたのが【ヴァンパイア】でした。

 

 

【ヴァンパイアについて】

 

 

【ヴァンパイア】は、かなり昔からあるテーマです。

(《ヴァンパイア・ロード》を擁する【ネフロード】とか、懐かしすぎてもはや化石ですね。)

 

2013年の SHADOW SPECTERS、2018年の デッキビルドパック ダーク・セイヴァーズ で、大幅に強化されています。

 

 

エースモンスターである《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》あの【閃刀姫】を差し置いてセンターポジションで映るという好待遇を受けながらも、OCGにおける存在感はいまいち。

 

エクシーズ・効果モンスター
ランク6/闇属性/アンデット族/攻2600/守1000
レベル6モンスター×2体以上
元々の持ち主が相手となるモンスターをこのカードのX召喚の素材とする場合、そのレベルを6として扱う。
(1):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、フィールドのモンスターカードが、効果で相手の墓地へ送られた場合、または戦闘で破壊され相手の墓地へ送られた場合、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
そのモンスター1体を自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。

 

 

そんな【ヴァンパイア】の戦術の一つが《ヴァンパイア帝国》による破壊&墓地肥やしです。

 

遊戯王OCG ヴァンパイア帝国 ノーマル SHSP-JP064

遊戯王OCG ヴァンパイア帝国 ノーマル SHSP-JP064

  • メディア: おもちゃ&ホビー
 

 

フィールド魔法
フィールド上のアンデット族モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ500ポイントアップする。
また、1ターンに1度、相手のデッキからカードが墓地へ送られた時、自分の手札・デッキから「ヴァンパイア」と名のついた闇属性モンスター1体を墓地へ送り、フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

 

《ヴァンパイア帝国》の発動トリガーは、「相手のデッキからカードが墓地へ送られた時」

 

つまり、上記の《標本の閲覧》で条件を満たせます。

 

では、【ヴァンパイア】で同じ役割を担うのは何でしょうか。

それは《ヴァンパイア・デューク》です。 

 

 

効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻2000/守   0
「ヴァンパイア・デューク」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをX召喚の素材とする場合、闇属性モンスターのX召喚にしか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地の闇属性の「ヴァンパイア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時、カードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言して発動できる。
相手は宣言された種類のカード1枚をデッキから墓地へ送る。

 

(2)効果で「モンスター」を宣言すれば、《標本の閲覧》とほぼ同じことができます。

 

相手の墓地肥やしの選択肢が広くなる点が厳しいですが、《ヴァンパイア・デューク》の効果はノーコスト。

《標本の閲覧》より劣っているとは一概には言えないでしょう。

 

 

そして【ヴァンパイア】のもう一つの戦略が、「相手の墓地のモンスターを自分の場にSSする」というものです。

 

《紅貴士-ヴァンパイア・ブラム》の効果で、相手の墓地からモンスターを蘇生し、蘇生したモンスターが破壊されれば、上記の《交血鬼-ヴァンパイア・シェリダン》の効果で呼び戻します。

 

 

エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/アンデット族/攻2500/守   0
アンデット族レベル5モンスター×2
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除き、相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。
この効果で特殊召喚に成功したターン、そのモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。
(2):フィールドのこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた次のターンのスタンバイフェイズに発動する。
このカードを墓地から守備表示で特殊召喚する。 

 

 

ここで重要なのが、【化石】のキーカードである古生代化石騎士 スカルキング》も「相手の墓地のモンスターを自分の場にSSする」効果を持っている点。

 

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ここまで読んできたあなたなら、もう《古生代化石騎士 スカルキング》が【ヴァンパイア】に見えてきませんか?

 

 

きませんか。そうですか。

 

 

【《ユニゾンビ》について】

 

 

最後に、【アンデット族】デッキにおける汎用カード・《ユニゾンビ》について触れておきます。

 

 

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守   0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。

 

【化石】のキーカードである《風化戦士》「効果で墓地に送られた場合」にサーチ効果が使えますが、《ユニゾンビ》の(1)効果はその条件を満たしています。

 

dandee.hatenablog.com

 

 

それを活かした展開動画が、こちら。

 

 

お世辞にも強い展開とはいえず、除外をトリガーとする《シノビネクロ》を絡めるなど、シナジーの紹介がメインですが、強い展開ルートとはこういうところから生まれたりするものです。

 

いまいちまとまりのない終わり方になってしまいましたが、考察は以上になります。

 

ではでは。