dandeです。
今回は、《オベリスクの巨神兵》を軸としたデッキにおける【ティアラメンツ】の活用について書いていきます。
前回の少考察は、こちら。
【ティアラメンツについて】
【ティアラメンツ】は、モンスター効果で融合召喚をしていくテーマです。
自己SS効果のある《ティアラメンツ・シェイレーン》は、デッキの上から３枚墓地に送るという汎用性の高い効果を持っています。
テーマのキーカードである《ティアラメンツ・レイノハート》は、融合効果こそありませんが墓地肥やし効果を持っており、初動札として３枚必須のカードです。《融合派兵》でデッキから直接SSできるのもポイントです。
【レイノハートを使った展開ルート】
ここで一つ《ティアラメンツ・レイノハート》を使った展開ルートを紹介しておきます。
手札：《ティアラメンツ・レイノハート》
結果：《ティアラメンツ・メイルゥ》（＋デッキの上から８枚墓地肥やし）
《ティアラメンツ・レイノハート》を通常召喚し、効果でデッキから《ティアラメンツ・シェイレーン》を墓地へ送る
⇒《ティアラメンツ・シェイレーン》の効果で、墓地の自身と場の《ティアラメンツ・レイノハート》をデッキに戻して《ティアラメンツ・キトカロス》を融合召喚
⇒《ティアラメンツ・キトカロス》の効果で、 デッキから《ティアラメンツ・メイルゥ》をサーチ
⇒《ティアラメンツ・キトカロス》の効果で、自身を墓地へ送り、手札から《ティアラメンツ・メイルゥ》をSS
チェーン１：《ティアラメンツ・キトカロス》
チェーン２：《ティアラメンツ・メイルゥ》
⇒《ティアラメンツ・メイルゥ》の効果で、デッキの上から３枚墓地へ送る
⇒《ティアラメンツ・キトカロス》の効果で、デッキの上から５枚墓地へ送る
一気にデッキの上から８枚を墓地へ送るという強力な動きで、別の下級【ティアラメンツ】が墓地に落ちればさらに続けて融合召喚できます。
融合召喚の候補として《捕食植物ドラゴスタペリア》がいることも覚えておきましょう。フリーチェーンの妨害持ちとして優秀です。
【オベリスクとティアラメンツ】
そんな【ティアラメンツ】ですが、《オベリスクの巨神兵》デッキにおいて、次の２点で活用できます。
①《神・スライム》を正規融合する
②《ソウルエナジーMAX!!》を素早く墓地へ送る
【①《神・スライム》を正規融合】
《オベリスクの巨神兵》を出すためには３体のリリースが必要です。
普通に３体のコストを用意しようと思うとなかなか大変ですよね。そこで使いたいのが《神・スライム》。
融合・効果モンスター
星１０/水属性/水族/攻3000/守3000
水族モンスター＋水属性・レベル１０モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみＥＸデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの攻撃力０の水族・レベル１０モンスター１体をリリースした場合にＥＸデッキから特殊召喚できる。
(1)：モンスターをアドバンス召喚する場合、このカードは３体分のリリースにできる。
(2)：このカードは戦闘では破壊されず、相手は「神・スライム」以外の自分フィールドのモンスターを、攻撃対象に選択できず、効果の対象にもできない。
(2)効果で場のモンスターに耐性付与できるのも強いですが、メインで使うのは(1)効果です。３体分のリリースコストにできるので、《神・スライム》１体をリリースするだけで《オベリスクの巨神兵》が出せます。
正規の素材で融合しなくても「攻撃力０の水族・レベル10モンスター」１体をリリースすれば《神・スライム》が出せますが、簡単に出せるモンスターがいないのが現状。《メタル・リフレクト・スライム》も《ガーディアン・スライム》も、相手ターンを経由して出すことがほとんどです。
そんな《神・スライム》も、【ティアラメンツ】の効果を使えば１ターン目から融合召喚が狙えます。
【水族】＋【レベル10・水属性】で融合するので、【レベル10・水属性】さえあればいいという緩さ。【ティアラメンツ】の墓地肥やしで落ちてくれれば最高ですが、落ちなかった場合でも《氷結界》で墓地へ送ればOKですね。
【②《ソウルエナジーMAX!!》を墓地へ送る】
もう一つの活用法は、↑↑の展開ルートで紹介した８枚墓地肥やしです。
《オベリスクの巨神兵》をサーチ・召喚できる《ソウルエナジーMAX!!》がキーカード。
《ソウルエナジーMAX!!》の墓地効果を狙おうとこれまでずっと考えていたのですが、ぴったりのテーマが登場してくれたのが嬉しいです。
《ソウルエナジーMAX!!》と下級【ティアラメンツ】が墓地に落ちれば、《神・スライム》と《オベリスクの巨神兵》が一気にそろう相性の良さが素晴らしい。８枚落とせば落ちるでしょ、の精神。
上記の《氷結界》も墓地で発動する効果なので、合わせて採用したいですね。
【デッキレシピ】
後日、デッキレシピを紹介しました。
ではでは。
