【前回のレガシーコンボ】
《古の森》で《極星獣タングニョースト》を攻撃表示にして効果を使うコンボを取り上げています。
【クイックダンディ】
昔のコンボなので簡単に説明しておくと、【クイックダンディ】とは《クイック・シンクロン》+《ダンディライオン》から生まれるコンボです。
※ 2022年2月時点で《ダンディライオン》が禁止カードなので、今のところコンボ再現はできません。
手札から《ダンディライオン》を捨てて《クイック・シンクロン》をSS
⇒《ダンディライオン》の効果で綿毛トークン2体SS
⇒《クイック・シンクロン》+綿毛トークンの2体で《ドリル・ウォリアー》をシンクロ召喚
⇒《ドリル・ウォリアー》の効果で、手札を1枚捨てて《ドリル・ウォリアー》を除外
(次の自分のスタンバイフェイズ……)
⇒《ドリル・ウォリアー》が除外ゾーンから帰還し、効果で墓地から《ダンディライオン》を回収
⇒《ドリル・ウォリアー》の効果で、《ダンディライオン》を捨てて《ドリル・ウォリアー》を除外
⇒《ダンディライオン》の効果で、綿毛トークン2体をSS
このように動くことで、毎ターン《ダンディライオン》を使い回すことができます。
【クイックダンディ】という名前で知られていますが、ギミックの核は《ドリル・ウォリアー》になっていますね。
確実にアドバンテージを稼いでいくコントロールデッキとして大会でも使われましたが、徐々に《デブリ・ドラゴン》を使った【デブリダンディ】の型に移行していきました。
《デブリ・ドラゴン》の効果で《ダンディライオン》を蘇生できるのがポイントですね。
【クイックの持つ可能性】
《クイック・シンクロン》は個人的に好きなカードで、このブログでも何度か取り上げています。
↑↑ の記事では、《クイック・シンクロン》が《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》や《アルティマヤ・ツィオルキン》の素材になれることなどを取り上げています。
「このカードは「シンクロン」チューナーの代わりとしてS素材にできる。」という効果のおかげで、素材指定の厳しいシンクロモンスターに繋げられるのも魅力ですね。
とはいえ、現代遊戯王のお供《水晶機巧-ハリファイバー》が優秀すぎて、《クイック・シンクロン》+1体が並んだら《水晶機巧-ハリファイバー》に繋げてしまいがち。
《クイック・シンクロン》の持つ可能性もここにあると思っています。
デメリットになることが多い手札コストを逆に活かせれば、《クイック・シンクロン》ならではの動きが可能になります。
《クイック・シンクロン》+《無限起動ハーヴェスター》から《カラクリ大権現 無零武》+《ナチュル・ビースト》+《真竜皇V.F.D.》を並べる制圧展開は、マスターデュエルでまた使えるようになったのでカード集めて使いたいです。
墓地にあることがメリットになる《無限起動トレンチャー》を《クイック・シンクロン》の手札コストにすることが重要な展開ルートになっています。
こういうルートをまた考えたい。
ではでは。