【転生炎獣について】
【転生炎獣(サラマングレイト)】は、その名の通り「転生」がキーになるテーマです。
同名カードを素材として儀式・融合・エクシーズ召喚することで、パワーアップします。
「転生リンク召喚」っていう響きが好きです。
一度はストラクチャーデッキで大幅強化されましたが、その後は大きな強化がなく《転生炎獣ガゼル》の規制も響いて、表舞台からは遠のいていました。
とはいえ、4月改定で《転生炎獣ガゼル》が準制限に緩和されましたし、パワーカードも多いので、強いテーマであることには変わりないでしょう。
【新規まとめ】
そんな【転生炎獣】が、5月27日発売予定の デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-で強化されます。
【《転生炎獣ウィーゼル》】
チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/サイバース族/攻 700/守1400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「サラマングレイト」モンスターが2体以上の場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに「サラマングレイト」儀式・融合・S・X・Lモンスターが特殊召喚された場合、このカード以外の自分の墓地の「サラマングレイト」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードをデッキの一番下に戻し、対象のモンスターを相手フィールドに特殊召喚する。
その後、自分は1枚ドローする。
(1)効果で、手札から自身をSSできます。
墓地の【サラマングレイト】が2体以上、という条件も【転生炎獣】デッキなら余裕ですね。
(2)効果で、相手フィールドに【サラマングレイト】を出して1ドローできます。
ふつうに使えばアド損ですが、《フュージョン・オブ・ファイア》で素材にしてしまえば活用できます。
《転生炎獣ガゼル》の効果で《転生炎獣ウィーゼル》を墓地へ送った後で、《転生炎獣ベイルリンクス》をリンク召喚する動きが基本になりそうです。
【《転生炎獣ティガー》】
チューナー・効果モンスター
星5/炎属性/サイバース族/攻2000/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から他の「サラマングレイト」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分フィールドのこのカードを炎属性SモンスターのS素材とする場合、このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
(3):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベルを1つ上げるか下げる。
こちらも(1)効果で、手札から自身をSSできます。
手札コストが必要ですが、《転生炎獣スピニー》を捨てれば無駄がありません。
(2)効果で、自身を【炎属性】SモンスターのS素材にする場合、非チューナーとしても扱えます。
さらに(3)効果で、自身のレベルを1つ上げるか下げることができ、かなり柔軟にシンクロ召喚できるでしょう。
【《転生炎獣バースト・グリフォン》】
シンクロ・効果モンスター
星8/炎属性/サイバース族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地のレベル7以下の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、そのモンスターの元々のレベル分だけこのカードのレベルを下げる。
このターン、自分は炎属性モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが「転生炎獣バースト・グリフォン」を素材としてS召喚した場合に発動できる。
次のスタンバイフェイズに自分の墓地からモンスター1体を特殊召喚する。
初の【サラマングレイト】Sモンスターです。
素材指定のないレベル8シンクロであり、シンクロ召喚はしやすいでしょう。
(1)効果で、墓地からレベル7以下の【炎属性】をSSして自身のレベルをその分だけ下げます。
これにより、転生シンクロ召喚して(2)効果につなぐという意図でしょうか。
肝心の(2)効果がちょっと微妙な気がしますが、蘇生するモンスターに制限はないので、何かのコンボには使えそうです。
【《転生炎獣レイジング・フェニックス》】
リンク・効果モンスター
リンク4/炎属性/サイバース族/攻2800
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
炎属性の効果モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが「転生炎獣レイジング・フェニックス」を素材としてL召喚した場合に発動できる。
デッキから「サラマングレイト」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の炎属性モンスターが戦闘・効果で破壊された場合、その内の1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚し、このカードの攻撃力を対象のモンスターの攻撃力分アップする。
《転生炎獣パイロ・フェニックス》に次ぐ、リンク4【転生炎獣】。
デュエリストパックの表紙にもなっています。かっこいい。
転生リンク召喚する場合は《転生炎獣の聖域》を使いましょう。
【《転生炎獣の炎軍》】
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の墓地・除外状態の炎属性モンスター3体を対象として発動できる。
その3体の内の2体をデッキに戻し、残りの1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、攻撃できない。
●元々の攻撃力と異なる攻撃力を持つ、炎属性の儀式・融合・S・X・Lモンスターが自分フィールドに存在する場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
蘇生・帰還だけなら《転生炎獣の意志》でも似たようなことができますね。
こちらは速攻魔法であり、いろいろなコンボに使えそうです。
【《サラマングレイト・リヴァイブ》】
通常罠
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの「サラマングレイト」モンスター1体と、自分の墓地の同名モンスター1体を対象として発動できる。
その墓地のモンスターをデッキに戻し、その自分フィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで自身の元々の攻撃力分アップする。
(1)効果で、墓地から【炎属性】を蘇生できます。
他の【炎属性】デッキでも使える効果です。
(2)効果は、こっちから攻撃する時に使っても強いですし、コンバットトリックでも使えますね。
【《サラマングレイト・オブ・ファイア》】
ではでは。