【ティマイオスについて】
ティマイオスは、アニメ「遊戯王DM」ドーマ編で活躍したテーマです。
現状【ティマイオス】を指定するカードはないので、厳密にはテーマではありませんが、ここでは一応テーマとしておきます。実際にあるテーマは【伝説の騎士】【伝説の竜】のほうですね。
【ティマイオス】のキーカードは、やはり《ティマイオスの眼》です。最も有名な【ティマイオス】。
通常魔法
このカード名はルール上「伝説の竜 ティマイオス」としても扱う。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの「ブラック・マジシャン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスター1体のみを融合素材とし、そのカード名が融合素材として記された融合モンスター1体を融合召喚する。
簡単に【ブラック・マジシャン】融合体を融合召喚できる強力なカードなのですが、サーチ手段がほぼないのが難点です。
《ブラック・マジシャン》をサポートするカードなのに、テキストに《ブラック・マジシャン》のカード名が書かれていないため、【ブラック・マジシャン】側のサポートは受けられません。「【ブラック・マジシャン】モンスター1体」としか書いてないという初見殺しのテキスト。
そのせいで《滅びの黒魔術師》でもサーチできない悲しみ。
【新規まとめ】
そんな【ティマイオス】が TACTICAL-TRY PACK-黒魔導・HERO・御巫-で強化されました。
《ブラック・マジシャン》繋がりとはいえ、この強化を予想できていた人は少ないのではないしょうか。
サーチ困難だった《ティマイオスの眼》がリメイクされ、サーチに対応するようになりました。その代わりデメリットもあるので完全上位互換という訳ではなく、元祖《ティマイオスの眼》もふつうに採用圏内です。
【《合体魔竜ティマイオス》】
融合・効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻2800/守1800
「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」+ドラゴン族・魔法使い族モンスター
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚した時に適用する。
次の自分ターンの終了時まで、このカードは他のカードの効果を受けない。
(2):このカードが戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
このカードの攻撃力は、お互いの墓地・除外状態の魔法カードの数×100アップする。
(3):相手ターンに、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
新たな【ティマイオス】。
まぁまぁ緩い召喚条件から出てくる大型モンスターですね。
(1)効果で、次の自分ターン終了時まで他のカード効果を受けないという最強耐性が付きます。
(2)効果で、打点上昇もあるので簡単には突破されないでしょう。
(3)効果は、相手ターンにフリーチェーンで魔法・罠カード1枚を破壊するというもの。
自分フィールドのカードも割れるので、個人的には、魔法・罠ゾーンのモンスターを割るコンボで使いたい。
【《ティマイオスの眼光》】
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のフィールド・墓地の「ブラック・マジシャン」か「ブラック・マジシャン・ガール」1体を対象として発動できる。
そのモンスター1体のみを融合素材としてデッキに戻し、そのカード名が融合素材として記された融合モンスター1体を「ティマイオスの眼」の効果扱いで融合召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズに除外される。
《ティマイオスの眼》のリメイクカード。
こちらはテキストに《ブラック・マジシャン》と書いているので《滅びの黒魔術師》の効果でサーチができます。偉い。
(1)効果は、場・墓地の《ブラック・マジシャン》or《ブラック・マジシャン・ガール》をデッキに戻して【ブラック・マジシャン】系の融合モンスターを融合召喚するというもの。
墓地の《ブラック・マジシャン》も素材にできるので《滅びの黒魔術師》の効果でサーチして、《滅びの黒魔術師》をL素材などで墓地へ送ってから融合素材にすればムダがありませんね。
《ティマイオスの眼光》でSSした融合モンスターは次ターンのエンド時に除外されてしまうデメリットがあります。
この除外デメリットは、↑↑の《合体魔竜ティマイオス》の耐性でも逃れられません。
ここが《ティマイオスの眼》との大きな違いですね。デッキ構築の際は注意しましょう。
ではでは。