dandeです。
今回は、新規テーマ【オルフェゴール】を紹介します。
目次
【オルフェゴールについて】
「この効果は相手ターンにも発動できる」・「墓地のこのカードを除外して発動できる」という効果は、9期・10期という混沌期を生き抜いてきた私達にとっては、もはや見慣れたものになってしまいました。
ですが、「墓地のこのカードを除外して発動できる。この効果は相手ターンにも発動できる。」という合わせ技はこれまでなく、誰もが「!?」となったと思います。私もその一人です。
その元凶となっているのがこのカード。
《オルフェゴール・バベル》
フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、元々のカード名に「オルフェゴール」を含む、自分フィールドのリンクモンスター及び自分の墓地のモンスターが発動する効果は、相手ターンでも発動できる効果になる。
(2):このカードが墓地に存在する場合、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
ルール介入のインチキカードですね。ちゃっかり場のリンクモンスターにも「相手ターン効果」を付与していますが、これがまたインチキじみた強さ。
そして、オルフェゴールのもう1枚のキーカードがこちら。
《オルフェゴール・アインザッツ》
永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札・デッキから「オルフェゴール」モンスターまたは「星遺物」モンスター1体を選び、墓地へ送るか除外する。
これは人により評価が分かれるかもしれませんが、【オルフェゴール】を実際に回してみると、下級オルフェゴールを墓地に落とさないと動き出せず、《終末の騎士》などが引けないとすぐにライフを削り切られてしまいます。
《オルフェゴール・ガラテア》からもサーチできるので、採用しない手はないでしょう。
【オルフェゴール】は、《オルフェゴール・バベル》《オルフェゴール・アインザッツ》の2枚を場に維持し、リンクモンスター・墓地のオルフェゴールの効果を繰り返し発動してアドとテンポを取っていくデッキだと感じました。
そして、実際に回してみて意外と困ったのが「除外コスト」。
オルフェゴールのリンクモンスターの効果は、全て除外ゾーンの機械族モンスターを必要としています。これが足りない。
そこで、目を付けたのがこのカード。
【Sin サイバー・エンド・ドラゴン】
効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4000/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分のエクストラデッキから「サイバー・エンド・ドラゴン」1体をゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
闇属性・機械族というステータスもさることながら、除外コストとして機械族の《サイバー・エンド・ドラゴン》を除外した上で、リンク素材となってくれます。
単純に打点要員としても優秀で、《リミッター解除》でワンキルを狙える上、邪魔になれば《オルフェゴール・コア》で除外すればいいので、実際なかなか使い勝手が良かったです。
そろそろ長くなってきたので、デッキ紹介して終わります。
【デッキレシピ】
Sinサイバー・エンド・ドラゴン3
デスペラード・リボルバー・ドラゴン3
マシンナーズ・フォートレス1
オルフェゴール・ディヴェル3
オルフェゴール・スケルツォン3
オルフェゴール・カノーネ3
ツインバレル・ドラゴン1
スクラップ・リサイクラー3
グローアップ・バルブ1
オルフェゴール・バベル3
オルフェゴール・アインザッツ3
オルフェゴール・プライム3
マグネット・リバース2
リミッター解除1
おろかな埋葬1
ワン・フォー・ワン1
ハーピィの羽根箒1
オルフェゴール・コア2
スターライト・ロード2
計40
【EX】
サイバー・エンド・ドラゴン1
見習い魔嬢1
サモン・ソーサレス1
オルフェゴール・ガラテア2
オルフェゴール・ロンギルス2
オルフェゴール・オーケストリオン3
トポロジック・ボマー・ドラゴン1
リンクリボー1
水晶機巧-ハリファイバー1
スターダスト・ドラゴン2