dandeです。
今回は、1月12日発売予定のDARK NEOSTORMに収録される《雲魔物の雲核》を取り上げます。
2008年に登場した【雲魔物】にとっては、実に10年ぶりの新規カードです。
【《雲魔物の雲核》】
通常魔法
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):手札から「雲魔物」モンスター1体を捨て、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
対象のモンスターにそのレベルの数だけフォッグカウンターを置く。
(2):自分の墓地からこのカードと「雲魔物」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「雲魔物」モンスター1体を特殊召喚する。
フィールドの【雲魔物】にフォッグカウンターを置く効果と、デッキから【雲魔物】をSSする効果を持っています。
(1)効果は、手札コストが必要ですが、【雲魔物】はその性質上、モンスターを多めに採用する傾向があり、【雲魔物】が2枚以上手札にある場面も多いでしょう。
(2)効果で、損失を取り返せるので、ガンガン使っていきたいところです。
手札コストで捨てた【雲魔物】は、《雲魔物-ストームドラゴン》の除外コストとすることもできるので、そういう意味でも使いやすいですね。
【雲魔物に求められていた強化】
複数のフォッグカウンターを置くカードは、《雲魔物-タービュランス》との相性が抜群です。
《雲魔物の雲核》の(1)効果でフォッグカウンターを4つ置けば、《雲魔物-スモークボール》を4回SSできるので、連続リンク召喚に繋げられます。
従来の【雲魔物】では、複数のフォッグカウンターを一度に置く手段が《雲魔物-ストーム・ドラゴン》や《フォッグ・コントロール》ぐらいしかなかったので、かなり展開が手軽になりましたね。
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する「雲魔物」と名のついたモンスター1体を生け贄に捧げる事で、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体にフォッグカウンターを3つ置く。
また、展開の起点である《雲魔物-タービュランス》のサーチ・SS手段がないという弱点についても、《雲魔物の雲核》の(2)効果でカバーできています。
デッキから《雲魔物―タービュランス》をSSして、手札から下級【雲魔物】を召喚。効果を使った後に、それをコストに《フォッグ・コントロール》を発動して《雲魔物―タービュランス》にカウンターを3つのせる、という動きが可能です。
「展開が低速である」という根本的な弱点は克服できていませんが、これはテーマの味ともいえる部分なので、すぐに克服できるというものでもないでしょう。
待望の新規が登場した【雲魔物】ですが、新規の下級モンスターも収録される可能性があり、今後の情報にかなり期待しています。
ではでは。