dandeです。
今回は、1月12日発売予定のDARK NEOSTORMに収録される《魔妖壊劫》を取り上げます。
ここにきて【魔妖】の強化が来ました。
一見弱いカードに見えますが、【不知火】などの混合デッキにとってはありがたい効果だと感じました。
目次
【《魔妖壊劫》】
永続魔法
このカード名の(2)(3)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、自分の墓地の「魔妖」モンスターの種類×100ダウンする。
(2):自分フィールドの表側表示の「魔妖」モンスター1体とこのカードを墓地へ送って発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(3):自分の墓地からこのカードとアンデット族モンスター1体を除外し、自分の墓地の「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(1)効果は、「モンスターの数」ではなく「モンスターの種類」であることに注意です。
(2)効果で場に余った【魔妖】を墓地に送ってドローに変換できます。手札も送れたら、なお良かった。
(3)効果は、単純に強いですが、【アンデット族】は《馬頭鬼》《生者の書-禁断の呪術》をはじめとした蘇生カードが豊富であり、【魔妖】にしても《魔妖変生》という専用蘇生カードがあるので、なかなか厳しい立場になるでしょう。
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):手札を1枚捨て、自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、このターン相手の効果の対象にならない。
《魔妖壊劫》を純構築の【魔妖】に採用するのは、なかなか厳しいと言えそうです。
【魔妖の制約を外す良カード】
【魔妖】には、《翼の魔妖-波旬》《轍の魔妖-俥夫》という優秀な下級モンスターがいますが、これらがフィールド上にいると、EXデッキから【魔妖】モンスターしかSSできなくなる厳しい制約が課されます。
効果モンスター
星1/風属性/アンデット族/攻 600/守 400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「翼の魔妖-波旬」以外の「魔妖」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
効果モンスター
星3/地属性/アンデット族/攻1200/守 400
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、「轍の魔妖-俥夫」以外の自分の墓地の「魔妖」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分は「魔妖」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
【不知火】などとの混合デッキでは、それらの制約が刺さることがあり、従来は《不知火流 燕の太刀》で墓地に送るのが主流でした。
通常罠
「不知火流 燕の太刀」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースし、フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、デッキから「不知火」モンスター1体を除外する。
《不知火流 燕の太刀》は、【魔妖】にとって貴重な除去カードなので、無駄打ちする訳にはいきません。
そこで、《魔妖壊劫》の(2)効果が使えるということです。
【ライブラリアンには使えない】
《麗の魔妖-妲姫》の制約は、《魔妖壊劫》ではすり抜けられません。
今回も、【魔妖】でやってみたいコンボNo.1「《TGハイパー・ライブラリアン》で5ドロー」の夢は叶えられませんでした。
今後の新規情報に期待ですね。
ではでは。