感想『クスノキの番人』(東野圭吾 著、実業之日本社)

dandeです。

 

今回は、読書記事。

 

発売されて間もないので、直接的なネタバレは避けますが、感想を読めばなんとなく結末が分かってしまうかもしれません。

先入観がない方が絶対楽しめるので、とりあえず先に原作を読みましょう。

 

面白かったということだけ言っておきます。

 

 

  目次

 

 

【『クスノキの番人』】

 

 

クスノキの番人

クスノキの番人

  • 作者:東野 圭吾
  • 発売日: 2020/03/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

書店にふらっと立ち寄ったら、売っていました。

 

帯を見ても掴みどころのない感じでしたが、前に読んだ『希望の糸』が良かったので買うことに。

 

 

【ざっくり感想】

 

 

帯に『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が載っていましたが、読後感はまさにナミヤのそれでした。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)

  • 作者:東野 圭吾
  • 発売日: 2014/11/22
  • メディア: 文庫
 

 

 

ファンタジー色の強い物語をこれだけ読ませる、東野圭吾氏の筆力はやはりすごい。

 

特に、「クスノキの番人」を任された主人公がその謎を知り始める中盤以降の展開はさすが。買った翌日には読了しました。

 

個人的な感動シーンは2つ。

内容は伏せますが、どちらも映像化が想像できるものでした。特に終盤のほうは、危うく涙が出そうになりましたね。

 

「言葉」と「気持ち」というものに焦点を当てた内容で、考えさせられるものがありました。

 

最後の一文もそれを象徴しています。

ここでは引用しないので、結末は実際に読んで確かめてください。

 

ではでは。