【新規】テラナイトの制圧展開ルート【少考察】

 

【前回の少考察】

 

dandee.hatenablog.com

 

ルール介入するヤバいカードとして話題になっている《時を裂く魔瞳》を取り上げています。

 

 

【まずはランク4を出す】

 

 

【テラナイト】の展開ルートでポイントになるのは《星騎士セイクリッド・カドケウス》だと思います。

 

 

《星騎士セイクリッド・カドケウス》で《星騎士リュラ》の効果をコピーして《星守の騎士団》をサーチする動きが基本になるからです。

 

 

 

なので、初動でランク4を出すことが第一の目標になると言っていいでしょう。

 

【① ベガ+☆4テラナイト】

 

【テラナイト】でランク4を出す方法といえば《星因士ベガ》+レベル4【テラナイト】の組み合わせがまず浮かびますね。《星因士ベガ》の効果で手札からレベル4【テラナイト】を出すだけのシンプルな動きです。

 

遊戯王OCG 星因士ベガ ノーマル DUEA-JP020

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【② ポルクス+☆4セイクリ】

 

他には《セイクリッド・ポルクス》+レベル4【セイクリッド】の組み合わせもあります。新規カードの《星騎士リュラ》《星騎士アルテア》がルール上【セイクリッド】としても扱われるので、《セイクリッド・ポルクス》+《星騎士リュラ》のような組み合わせでもOKなのが優秀です。

 

 

 

【③ リュラ+☆4テラナイト】

 

《星騎士リュラ》には自身をSSする効果があるので、《星騎士リュラ》+レベル4【テラナイト or セイクリッド】でもランク4が出せます。

 

このパターンでは《星騎士リュラ》で《天架ける星因士》をサーチして、《星騎士セイクリッド・カドケウス》で《星守の騎士団》をサーチすることで、さらに展開を伸ばすことができますね。

 

 

【④ シェラタン】

 

《セイクリッド・シェラタン》1枚からでもランク4が出せます。

 

 

《セイクリッド・シェラタン》で《セイクリッド・カドケウス》をサーチ ⇒《セイクリッド・カドケウス》の効果で《ティンクル・セイクリッド》をサーチして《セイクリッド・シェラタン》のレベルを1上げる、という流れです。

 

 

遊戯王 SECE-JP055-N 《ティンクル・セイクリッド》 Normal

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【デルタはターン1制限なし】

 

意外と忘れがちなのが《星輝士デルタテロス》のリクルート効果。

 

エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻2500/守2100
レベル4モンスター×3
(1):X素材を持ったこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した時には、相手は魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
手札・デッキから「テラナイト」モンスター1体を特殊召喚する。

 

(3)効果にターン1の制限がないのがポイントです。

 

つまり《星因士アルタイル》の効果で《星輝士デルタテロス》を蘇生してリンク素材にすれば、もう一度《星輝士デルタテロス》の(3)効果が使えます。

 

遊戯王OCG 星因士アルタイル レア DUEA-JP019-R

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《セリオンズ"ブルズ"アイン》で《星輝士デルタテロス》を装備カードにしてもいいですね。

 

 

【セリオンズ】は《スプリガンズ・メリーメイカー》に《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》を重ねるという流れで、ランク4さえ出せればサーチできるようになったので【テラナイト】とも好相性です。

 

 

 

《星輝士デルタテロス》は《星騎士セイクリッド・カドケウス》から出すのが基本になりそうです。

 

 《星騎士セイクリッド・カドケウス》の効果で、デッキから《星騎士リュラ》を除外してデッキから《星守の騎士団》をサーチ

⇒《星騎士セイクリッド・カドケウス》の上に《セイクリッド・トレミスM7》を重ねてエクシーズ召喚

 

 

⇒《星守の騎士団》を発動し、《セイクリッド・トレミスM7》の上に《星輝士デルタテロス》を重ねてエクシーズ召喚

 

ここから《星輝士デルタテロス》の(2)効果で《星輝士デルタテロス》自身を破壊すれば、そのまま(3)効果に繋げられますね。

 

 

【展開ルート】

 

 

基本的な考え方をふまえて、ここからは具体的な展開ルートを書いていきます。

 

【① デネブ+リュラ】

 

まずは最も展開が伸びやすい「デネブ+リュラ」のパターンから。

 

手札:《星因士デネブ》+《星騎士リュラ》

盤面:《召命の神弓-アポロウーサ》(3素材)+《No.86 H-C ロンゴミアント》(4素材)+《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》+《星守の騎士団》+《円盤闘技場セリオンズ・リング》+手札に《天架ける星因士》《星騎士リュラ》

 

 《星因士デネブ》を通常召喚し、効果でデッキから《星因士ウヌク》をサーチ

 

 

 

⇒《星騎士リュラ》の効果で、手札から自身をSS

 

 

⇒《星騎士リュラ》の効果で、デッキから《天架ける星因士》をサーチ

 

 

⇒《天架ける星因士》を発動し、デッキから《星因士ベガ》をSSして《星因士デネブ》をデッキに戻す

⇒《星因士ベガ》の効果で、手札から《星因士ウヌク》をSS

⇒《星因士ウヌク》の効果で、デッキから《星騎士アルテア》を墓地へ送る

 

 

⇒《星騎士リュラ》+《星因士ベガ》の2体で《星騎士セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚し、効果で墓地から《天架ける星因士》を回収

 

 

⇒《星騎士アルテア》の効果で、墓地から自身をSS

⇒《星騎士セイクリッド・カドケウス》の効果で(X素材のベガを取り除いて)、デッキから《星騎士リュラ》を除外して効果をコピーし、デッキから《星守の騎士団》をサーチ

 

 

⇒《星騎士セイクリッド・カドケウス》の上に《セイクリッド・トレミスM7》を重ねてエクシーズ召喚

⇒《星守の騎士団》を発動し、墓地から《星因士ベガ》をSS

⇒《星守の騎士団》の効果で、《セイクリッド・トレミスM7》の上に《星輝士デルタテロス》を重ねてエクシーズ召喚

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、自身を破壊

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、デッキから《星因士アルタイル》をSS

⇒《星因士アルタイル》の効果で、墓地から《星輝士デルタテロス》をSS

⇒《星因士アルタイル》+《星輝士デルタテロス》の2体で《聖騎士の追想イゾルデ》をリンク召喚し、効果でデッキから《星騎士リュラ》をサーチ

 

 

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、デッキから《星因士デネブ》をSS

⇒《聖騎士の追想イゾルデ》の効果で、デッキから《リビング・フォッシル》を墓地へ送ってデッキから《焔聖騎士-リナルド》をSS

 

 

 

⇒《焔聖騎士-リナルド》の効果で、墓地から《リビング・フォッシル》を回収

⇒《星因士ウヌク》+《星因士ベガ》の2体で《スプリガンズ・メリーメイカー》をエクシーズ召喚

⇒《スプリガンズ・メリーメイカー》の上に《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》を重ねてエクシーズ召喚

⇒《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》の効果で、デッキから《円盤闘技場セリオンズ・リング》をサーチ

 

 

⇒《円盤闘技場セリオンズ・リング》を発動し、デッキから《セリオンズ"ブルズ"アイン》をサーチ

⇒《セリオンズ"ブルズ"アイン》の効果で、手札から自身をSSし墓地の《星輝士デルタテロス》を装備

⇒《聖騎士の追想イゾルデ》+《セリオンズ"ブルズ"アイン》+《焔聖騎士-リナルド》の3体で《召命の神弓-アポロウーサ》をリンク召喚

 

 

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、デッキから《星因士デネブ》をSS

⇒《リビング・フォッシル》を発動し、墓地から《星因士アルタイル》をSS

⇒《星因士デネブ》×2体+《星因士アルタイル》+《星騎士アルテア》の4体で《No.86 H-C ロンゴミアント》をエクシーズ召喚

 

 

 

召喚・SS不可+3回までモンスター効果無効+X素材外れたら破壊orバウンスの構えです。相手エンドフェイズ時に《No.86 H-C ロンゴミアント》のX素材を1つ取り除くので、そこで《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》の破壊orバウンスが使えますね。

 

 

【② シェラタン1枚から】

 

手札:《セイクリッド・シェラタン》

盤面:《召命の神弓-アポロウーサ》(3素材)+《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》+《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》+《円盤闘技場セリオンズ・リング》+手札に好きな【戦士族】+《ティンクル・セイクリッド》《星守の騎士団》《星騎士リュラ》

 

 《セイクリッド・シェラタン》を通常召喚し、効果でデッキから《セイクリッド・カドケウス》をサーチ

⇒《セイクリッド・カドケウス》を自身の効果でSS

⇒《セイクリッド・カドケウス》の効果で、デッキから《ティンクル・セイクリッド》をサーチ

⇒《ティンクル・セイクリッド》を発動し、《セイクリッド・シェラタン》のレベルを1上げる

⇒《セイクリッド・シェラタン》+《セイクリッド・カドケウス》の2体で《星騎士セイクリッド・カドケウス》をエクシーズ召喚し、効果で墓地から《ティンクル・セイクリッド》を回収

⇒《星騎士セイクリッド・カドケウス》の効果で、デッキから《星騎士リュラ》を除外して効果をコピーし、デッキから《星守の騎士団》をサーチ

⇒《星守の騎士団》を発動し、墓地から《セイクリッド・カドケウス》をSS

⇒《星騎士セイクリッド・カドケウス》の上に《セイクリッド・トレミスM7》を重ねてエクシーズ召喚

⇒《星守の騎士団》の効果で、《セイクリッド・トレミスM7》の上に《星輝士デルタテロス》を重ねてエクシーズ召喚

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、自身を破壊

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、デッキから《星因士アルタイル》をSS

⇒《星因士アルタイル》の効果で、墓地から《星輝士デルタテロス》をSS

⇒《星因士アルタイル》+《星輝士デルタテロス》の2体で《聖騎士の追想イゾルデ》をリンク召喚し、効果でデッキから好きな【戦士族】をサーチ

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、デッキから《星因士ウヌク》をSS

⇒《星因士ウヌク》の効果で、デッキから《星騎士アルテア》を墓地へ送る

⇒《星因士ウヌク》+《セイクリッド・カドケウス》の2体で《スプリガンズ・メリーメイカー》をエクシーズ召喚

⇒《スプリガンズ・メリーメイカー》の上に《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》を重ねてエクシーズ召喚

⇒《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》の効果で、デッキから《円盤闘技場セリオンズ・リング》をサーチ

⇒《円盤闘技場セリオンズ・リング》を発動し、デッキから《セリオンズ"ブルズ"アイン》をサーチ

⇒《セリオンズ"ブルズ"アイン》の効果で、手札から自身をSSし墓地の《星輝士デルタテロス》を装備

⇒《聖騎士の追想イゾルデ》の効果で、デッキから《リビング・フォッシル》を墓地へ送ってデッキから《焔聖騎士-リナルド》をSS

⇒《焔聖騎士-リナルド》の効果で、墓地から《リビング・フォッシル》を回収

⇒《聖騎士の追想イゾルデ》+《セリオンズ"ブルズ"アイン》+《焔聖騎士-リナルド》の3体で《召命の神弓-アポロウーサ》をリンク召喚

⇒《星輝士デルタテロス》の効果で、デッキから《星因士デネブ》をSS

⇒《星因士デネブ》の効果で、デッキから《星騎士リュラ》をサーチ

⇒《星騎士アルテア》の効果で、墓地から自身をSS

⇒《リビング・フォッシル》を発動し、墓地から《星因士アルタイル》をSS

⇒《星因士デネブ》+《星因士アルテア》+《星因士アルタイル》の3体で《星守の騎士プトレマイオス》をエクシーズ召喚

 

 

⇒《星守の騎士プトレマイオス》の効果で、《星守の騎士プトレマイオス》の上に《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》を重ねてエクシーズ召喚

 

 

⇒《ギガンティック"チャンピオン"サルガス》の効果で、場の《星守の騎士団》を手札に戻す

⇒《サイバー・ドラゴン・ノヴァ》の上に《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》を重ねてエクシーズ召喚

 

 

 

「デネブ+リュラ」のパターンと比べると《No.86 H-C ロンゴミアント》が《サイバー・ドラゴン・インフィニティ》に変わっており、制圧力がやや下がっています。

 

とはいえ、1枚初動でこれだけ展開できれば十分ではないでしょうか。

 

考察は以上です。

 

ではでは。