【メメントとは】
【メメント】は、8月26日発売予定の デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズ で登場する新テーマです。
最初に見たときは「どこか見覚えのあるイラストだなぁ」ぐらいだったのですが、《メメント・ホーン・ドラゴン》がどこからどう見ても《トライホーン・ドラゴン》でした。
ステータスまで一致しているので、気になって調べたら初期の通常モンスターがモデルになっているみたいですね。
今から【メメント】の新規カードが楽しみです。
メメントといえば「メメントモリ」がまず浮かぶと思いますが、「モリ」で始まる通常モンスターといえば、
そう、《モリンフェン》ですね。
他に「モリ」で始まるモンスターはいませんし、《メメント・モリンフェン》の登場はほぼ間違いないでしょう。
【新規まとめ】
そんな【メメント】ですが、注目はなんといっても《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》の5000打点です。
メインデッキに入る5000打点といえば《Sin トゥルース・ドラゴン》《絶望神アンチホープ》《爆走特急ロケット・アロー》の3体しかいません。
どれも大きなデメリットがついてますね。
これらと比べると、《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》は簡単にSSでき、しかも優秀な効果まであります。
十分期待できるテーマと言っていいでしょう。
【《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》】
特殊召喚・効果モンスター
星11/地属性/幻竜族/攻5000/守5000
このカードは通常召喚できない。
このカード以外の自分の手札・墓地の「メメント」モンスター5種類を1体ずつ、デッキ・EXデッキに戻した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
(1):自分フィールドに他のモンスターが存在しない場合、このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
(2):1ターンに1度、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した場合に発動できる。
自分の手札・墓地から「メメント」モンスター1体を特殊召喚する。
手札・墓地から【メメント】モンスター5種類をデッキ・EXデッキに戻すことで、手札・墓地から自身をSSできます。
(1)効果で全体攻撃ができるので、場合によっては、このカード1枚でデュエルが終わってしまいますね。
《運命のウラドラ》と組み合わせれば、さらに5ドローも狙えて面白そうです。
(2)効果は、手札・墓地から【メメント】をSSするというもの。
妨害こそできませんが、発動条件も緩く、ふつうに優秀だと思います。
《メメント・ボーン・バック》で召喚条件を無視してSSできるのもポイントですね。
【《メメント・ホーン・ドラゴン》】
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2850/守2350
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地に「メメント」モンスターが3種類以上存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):フィールドのこのカードが効果で破壊された場合、自分フィールドの「メメント」カードを含むフィールドの表側表示カード3枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
(1)効果で、手札から自身をSSできます。
(2)効果は、場の自身が効果破壊された場合に、自分フィールドの【メメント】を含む場の表側カード3枚を破壊するというもの。
強力な除去ですが、他の【メメント】がいる必要があることと、必ず3枚を対象に取らないといけないのがネック。
【《メメント・シーホース》】
効果モンスター
星5/地属性/獣族/攻1350/守1600
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「メメント」モンスター以外の表側表示モンスターが存在しない場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「メメント」モンスター1体を破壊し、レベルの合計が破壊したモンスターの元々のレベル以下になるように、デッキから「メメント」モンスターを墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。
【メメント】のキーカードになりそうな1枚。
(1)効果で、手札から自身をSSできます。
(2)効果は、自分フィールドの【メメント】を破壊して、そのレベル合計以下になるようにデッキから【メメント】を墓地へ送るというもの。
この効果で【メメント】を墓地に貯めて、↑↑の《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》のSSにつなげるのが基本展開になるでしょう。
【《メメント・エンウィッチ》】
効果モンスター
星3/闇属性/魔法使い族/攻 800/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「メメント・エンウィッチ」以外の「メメント」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分の墓地のレベル2以下の「メメント」モンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの「メメント」モンスター1体を破壊し、対象のモンスターを特殊召喚する。
「攻800/守1000」なので《天帝従騎イデア》でデッキから呼べます。
(1)効果は、召喚・SSした時にデッキから【メメント】モンスターをサーチするというもの。
↑↑の《メメント・シーホース》をサーチすれば、↓↓のように展開して《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》が出せます。
《メメント・エンウィッチ》Aを通常召喚し、効果でデッキから《メメント・シーホース》をサーチ
⇒《メメント・シーホース》の効果で、手札から自身をSS
⇒《メメント・シーホース》の効果で、自身を破壊してデッキから《メメント・エンウィッチ》B+《メメント・メイス》+《メメント・ゴブリン》を墓地へ送る
⇒《メメント・エンウィッチ》Aの効果で、自身を破壊して墓地から《メメント・ゴブリン》をSS
⇒《メメント・ゴブリン》の効果で、自身を破壊してデッキから《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》+《メメント・ホーン・ドラゴン》を墓地へ送る
⇒ 墓地に5種類の【メメント】が揃ったので、それらをデッキに戻して墓地から《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》をSS
《メメント・エンウィッチ》1枚から動けるのはいいですね。
【《メメント・メイス》】
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 400/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手のメインフェイズに、自分フィールドに「冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ」が存在する場合、このカードを手札から捨て、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「メメント」モンスター1体を破壊し、デッキから「メメント・メイス」以外の「メメント」カード1枚を手札に加える。
(1)効果で、相手モンスターのコントロール奪取ができるのは優秀です。
(2)効果は、自分フィールドの【メメント】を破壊してデッキから【メメント】をサーチするというもの。
↑↑の《メメント・エンウィッチ》とは違って【メメント】魔法・罠カードもサーチできるのがポイントです。
妨害札の《メメント・クレニアム・バースト》をサーチしていきましょう。
【《メメント・ゴブリン》】
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 400/守 400
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドに「冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ」が存在する場合、このカードを手札から捨てて発動できる。
このターン中、自分フィールドの「メメント」モンスターを相手は効果の対象にできない。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「メメント」モンスター1体を破壊し、デッキから「メメント・ゴブリン」以外の「メメント」カードを2枚まで墓地へ送る(同名カードは1枚まで)。
《偽物のわな》のイラストに描かれた《スカゴブリン》がモデル。
(1)効果の対象耐性付与は、相手メインフェイズにも発動できるので優秀です。
(2)効果は、自分フィールドの【メメント】を破壊してデッキから【メメント】を2枚まで墓地へ送るというもの。
↑↑の《冥骸合竜-メメントラル・テクトリカ》をSSする展開でも使いましたが、【メメント】のキーカードの1枚になると思います。
【新規まとめ②】
ちょっと長くなってきたので、【メメント】魔法・罠カードは別記事にて紹介したいと思います。
ではでは。