【前回の少考察】
好きなレベル4+《レボリューション・シンクロン》から【カラクリ】展開をするルートを取り上げました。
【青眼とセンチュリオン】
【センチュリオン】は、モンスターを永続罠カード化して戦うシンクロテーマです。
先日発売の LEGACY OF DESTRUCTION で強化されました。
自己SS可能なレベル8と強力なシンクロモンスターを得て、展開力がアップ。
さらに【闇属性・ドラゴン族】つながりで【レッド・デーモン】とのコンボが可能です。
そんな【センチュリオン】で、今回取り上げるのは【青眼】とのシナジー。
以前から温めていたアイデアで、本ブログでもちょこちょこ書いてきました。
発想の原点は、サーチ可能なカウンター罠《騎士皇爆誕》から《冥王竜ヴァンダルギオン》を起動したいというもの。
【センチュリオン】は相手ターンシンクロが得意なので、《冥王竜ヴァンダルギオン》の蘇生効果で《重騎士プリメラ》をSSしてレベル12シンクロが狙えるのが強いです。
そこから《冥王竜ヴァンダルギオン》のサーチ方法が、思ったよりも少ないことに気づきます。【レベル8・ドラゴン族】なのに《ドラゴン・目覚めの旋律》に対応していないのが痛い。
【《深淵の青眼龍》】
いろいろ探した結果、行き着いたのが《深淵の青眼龍》でした。
墓地に《青眼の白龍》が必要になるものの、《太古の白石》でデッキからSSするだけで《冥王竜ヴァンダルギオン》のサーチにつながります。
《深淵の青眼龍》で《竜騎兵ガーゴイルⅡ》をサーチできるのも、地味なシナジーですね。
【《青眼の精霊龍》】
そこから【青眼】を考えていると、《青眼の精霊龍》が【センチュリオン】とのコンボに使えそうだなと気づきました。
シンクロ・効果モンスター
星9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
チューナー+チューナー以外の「ブルーアイズ」モンスター1体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いに2体以上のモンスターを同時に特殊召喚できない。
(2):1ターンに1度、墓地のカードの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
(3):S召喚したこのカードをリリースして発動できる。
エクストラデッキから「青眼の精霊龍」以外のドラゴン族・光属性のSモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
そのモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
イラストがかっこいい。
素材指定は厳しめですが、SS封じ+墓地封じもあって、実際に出されると厄介なモンスターです。
注目したのは(3)効果で、フリーチェーンで【光属性・ドラゴン族】シンクロモンスターをSSできます。《月華竜ブラック・ローズ》とかがよく使われてますね。
【センチュリオン】で使われる【光属性・ドラゴン族】シンクロモンスターといえば。
そう、《赤き竜》ですね。
《青眼の精霊龍》による妨害を乗り越えたところに《赤き竜》が出てきたら、相手はたまったもんじゃないでしょう。
《琰魔竜王レッド・デーモン・カラミティ》は禁止カードになってしまいましたが、まだ《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》など強力な制圧モンスターはいます。
《騎士皇レガーティア》+《赤き竜》の流れは、まだまだやれるはずです。
【《大いなる魂》】
最後に《大いなる魂》について触れておきます。
《騎士皇アークシーラ》が【ドラゴン族】シンクロモンスターなのがポイント。
《騎士皇アークシーラ》はレベル10以上の【闇属性・ドラゴン族】なので、《大いなる魂》の打点アップも狙えます。
《大いなる魂》で《太古の白石》《伝説の白石》《妖醒龍ラルバウール》などをデッキからSSできます。
もちろん【リゾネーター】を呼んでもいいでしょう。
《騎士皇アークシーラ》を活かして【レッド・デーモン】寄りの構築にするのも面白そうです。
《重騎士プリメラ》+《従騎士トゥルーデア》の2体で《スカーレッド・デーモン》をシンクロ召喚し、相手ターンシンクロで《騎士皇アークシーラ》を出すことで《スカーレッド・デーモン》のぶっぱ効果が使えるのがポイント。
【デッキレシピ】
後日、デッキレシピを紹介しました。
ではでは。