dandeです。
今回は、12月22日発売予定の20th ANNIVERSARY DUELIST BOX に収録される《№39 希望皇ホープ・ダブル》を取り上げます。
【《№39希望皇ホープ・ダブル》】
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/光属性/戦士族/攻 0/守2500
レベル4モンスター×2
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「ダブル・アップ・チャンス」1枚を手札に加える。
その後、「No.39 希望皇ホープ・ダブル」以外の「希望皇ホープ」Xモンスター1体を、自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力は倍になり、直接攻撃できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
わかりやすい脳筋ですね。これぐらいやってくれると清々しい。
いわばホープ版《スクラップ・フィスト》。
《転生炎獣ヴァイオレットキマイラ》といい、コナミ公式が選ぶ「今年の漢字」は、「倍」のようです。
素材指定が「レベル4モンスター×2」なので、幅広いデッキで使えます。
ほぼすべてのデッキが《S№39希望皇ホープ・ザ・ライトニング》を採用していたあの頃を思い出しますね。
ただ、今回の《№39希望皇ホープ・ダブル》は、攻撃力5000では済まない。
【《ダブル・アップ・チャンス》をサーチ】
《№39希望皇ホープ・ダブル》は、効果でデッキから《ダブル・アップ・チャンス》をサーチすることができます。
速攻魔法
モンスターの攻撃が無効になった時、そのモンスター1体を選択して発動できる。
このバトルフェイズ中、選択したモンスターはもう1度だけ攻撃できる。
その場合、選択したモンスターはダメージステップの間、攻撃力が倍になる。
ここにも「倍」という言葉が。
つまり組み合わせれば、倍の倍=「4倍」ということです。
2500×2×2=10000
実にわかりやすい。
【久々の「重ねてエクシーズ」】
リンク召喚システムが登場するまでは、当たり前のように使われていた「重ねてエクシーズ」。
当初、「リンクモンスターがいない時に、重ねてエクシーズ召喚できるかどうか」をものすごく気にしていましたが、いまやそんなことも含めて懐かしいです。
《№39希望皇ホープ・ダブル》は、効果で「希望皇ホープ」Xモンスターを重ねてX召喚できます。
つまり、《№39希望皇ホープ》を重ねれば、攻撃力が倍の5000になり、サーチした《ダブル・アップ・チャンス》でさらに攻撃力が倍の10000になるので、ワンキルとなりますね。
他を挙げれば、《№93希望皇ホープ・カイザー》も出せますね。
エクシーズ・効果モンスター
ランク12/光属性/戦士族/攻2500/守2000
X素材を持った同じランクの「No.」Xモンスター×2体以上
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのX素材の種類の数まで、エクストラデッキからランク9以下で攻撃力3000以下の
「No.」モンスターを効果を無効にして特殊召喚する(同じランクは1体まで)。
その後、このカードのX素材を1つ取り除く。
このターン、相手が受ける戦闘ダメージは半分になり、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(2):自分フィールドに他の「No.」Xモンスターが存在する限り、
このカードは戦闘・効果では破壊されない。
《鎖龍蛇-スカルデット》とかと組み合わせれば超展開できそうです。
相手ターンにも使えるので、《№39希望皇ビヨンド・ザ・ホープ》も面白いかもしれません。
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/光属性/戦士族/攻3000/守2500
レベル6モンスター×2
このカードはルール上、「希望皇ホープ」と名のついたカードとしても扱う。
このカードがエクシーズ召喚に成功した時、相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は0になる。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体を選択して除外し、自分の墓地の「希望皇ホープ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚する。
その後、自分は1250ライフポイント回復する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【まとめ】
ここまでざっと紹介しましたが、【希望皇ホープ】関連は魔法・罠も含めて充実しているので、驚くようなコンボが開発される可能性もあります。
引き続き考えていきたいと思います。
ではでは。