dandeです。
今回は、2月9日発売予定の20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTION に収録される《Sin Territory》を取り上げます。
【Sin】の弱点を手当たり次第つぶすというやっつけ強化になっています。
目次
【《Sin Territory》】
永続魔法
(1):このカードの発動時の効果処理として、デッキから「Sin World」1枚を発動できる。
この効果で発動したカードがフィールドゾーンに存在する限り、お互いにフィールドゾーンのカードを効果の対象にできない。
(2):「Sin」モンスターの持つ、「「Sin」モンスターはフィールドに1体しか表側表示で存在できない」効果は、「「Sin」モンスターは1種類につきフィールドに1体しか表側表示で存在できない」として適用される。
(3):バトルフェイズの間だけフィールドの「Sin」モンスターの効果は無効化される。
このカード1枚で、フィールド魔法の確保と耐性付与ができ、さらには【Sin】共通のデメリットまで解消するという盛り沢山な効果です。
ただ、《Sin Territory》自体には何の耐性もないので、《宵星の機神ディンギルス》などの身代わり効果を持ったカードと併用しましょう。
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/機械族/攻2600/守2100
レベル8モンスター×2
自分は「宵星の機神ディンギルス」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、自分フィールドの「オルフェゴール」リンクモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドのカード1枚を選んで墓地へ送る。
●除外されている自分の機械族モンスター1体を選び、このカードの下に重ねてX素材とする。
(2):自分フィールドのカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードのX素材を1つ取り除く事ができる。
同じ使い方で、《閃光竜スターダスト》もおもしろいかもしれません。
シンクロ・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードは、このターンに1度だけ戦闘及びカードの効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
【Sin のデメリット効果について】
現時点で判明している【Sin】のうち、手札から自身をSSできるのは、下記の5体です。
《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》
《Sin レインボー・ドラゴン》
《Sin スターダスト・ドラゴン》
《Sin 青眼の白龍》
《Sin 真紅眼の黒竜》
これらには、共通のデメリットがあります。
① フィールド上に1体しか存在できない。
② 自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
③ フィールド魔法カードが存在しない場合、破壊される。
上記の3つのデメリットを《Sin Territory》は、すべて解消してしまいました。
強いて言えば、《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》3体を並べるという暴挙はできませんが、強化としては十分でしょう。
【デッキレシピ】
今後、新たな【Sin】カードが登場するかは分かりませんが、《Sin Territory》の登場で、【Sin】デッキの構築は根本的に変わると思われます。
後日、デッキ紹介記事を書きました。
レシピはそちらを参照下さい。
ではでは。