dandeです。
今回は、4月13日発売予定のRISING RAMPAGEに収録される《機巧蛇-叢雲遠呂智》を取り上げます。
目次
【《機巧蛇-叢雲遠呂智》】
効果モンスター
星8/闇属性/機械族/攻2450/守2450
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、自分のデッキの上からカード8枚を裏側表示で除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):自分のEXデッキからカード3枚を裏側表示で除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
デッキ・EXデッキを除外することでSSできるレベル8モンスター。
相手ターンに手札・墓地からSSできるモンスターは珍しく、ステータスも強力です。
攻撃力があと 50 高ければ、《闇のデッキ破壊ウイルス》の媒体になれたのに。そこは残念。
通常罠
(1):自分フィールドの攻撃力2500以上の闇属性モンスター1体をリリースし、カードの種類(魔法・罠)を宣言して発動できる。
相手フィールドの魔法・罠カード、相手の手札、相手ターンで数えて3ターンの間に相手がドローしたカードを全て確認し、その内の宣言した種類のカードを全て破壊する。
《機巧蛇-叢雲遠呂智》は、闇属性なので《終末の騎士》でデッキから墓地へ送れます。
この点では、まさに《亡龍の戦慄-デストルドー》のデッキ消費版と言えそうです。
チューナー・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守3000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在する場合、LPを半分払い、自分フィールドのレベル6以下のモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、レベルが対象のモンスターのレベル分だけ下がり、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
【新制限も後押し】
4月から施行されたリミットレギュレーションでは、《終末の騎士》が制限カードとなり、《リミッター解除》が準制限となりました。
《機巧蛇-叢雲遠呂智》は機械族なので、《リミッター解除》で攻撃力を倍にできます。
つまり、《リミッター解除》を2枚使えば、攻撃力は4倍。
2450 × 4 = 9800
《終末の騎士》+《リミッター解除》×2枚でワンキルできてしまう時代になりました。ああ、恐ろしや。
一応、《終末の騎士》がなくても、
モンスター2体を並べて《トロイメア・フェニックス》をリンク召喚
⇒それを素材に《トロイメア・マーメイド》をリンク召喚
⇒効果で、デッキから《オルフェゴール・トロイメア》をSS
⇒《オルフェゴール・トロイメア》をリンク素材などで墓地に送り、墓地効果を発動してデッキから《機巧蛇-叢雲遠呂智》を墓地に送る
という一連の動きで出せるので、EXデッキの枠さえあれば、幅広いデッキで使えそうです。
《リミッター解除》の可能性は無限大。
【大量除外といえば】
《機巧蛇-叢雲遠呂智》は、(1)(2)効果ともに、カードを大量に除外します。
大量除外といえば、皆さんお馴染みの《強欲で貪欲な壺》《強欲で金満な壺》ですね。
そして、除外が活きるカードといえば、《紅蓮魔獣ダ・イーザ》。
効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
このカードの攻撃力と守備力は、ゲームから除外されている自分のカードの数×400ポイントになる。
攻撃力が高イーザ……。
これには、さすがの《リミッター解除》もびっくり。
力こそ正義。
パワー・イズ・ジャスティス。
ではでは。