電脳堺狐-仙々【疑似ダークロウ】

dandeです。

 

今回は、8月8日発売予定の PHANTOM RAGE に収録される《電脳堺狐-仙々》を取り上げます。

 

 

  目次

 

 

【《電脳堺狐-仙々》】

 

  

 

シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/サイキック族/攻2800/守2400
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドから墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
(2):自分のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
除外されている自分または相手のモンスター1体を選んで墓地に戻す。
(3):このカード以外の、元々の種族・属性が異なるモンスター2体を自分の墓地から除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。

 

新たな【レベル9】シンクロモンスター

素材指定がないので、汎用としても使われるでしょう。

 

先日紹介した《バーニング・ソウル》と相性の良いモンスターがまた登場しました。

 

dandee.hatenablog.com

 

《電脳堺狐-仙々》は【サイキック族】なので、《サイコ・フィール・ゾーン》でSSできる点もポイントですね。

 

 

通常魔法
ゲームから除外されている自分のサイキック族のチューナー1体とチューナー以外のサイキック族モンスター1体を墓地に戻し、そのレベルの合計と同じレベルのサイキック族のシンクロモンスター1体をエクストラデッキから表側守備表示で特殊召喚する。

 

 

【疑似《M・HERO ダーク・ロウ》】

 

 

《電脳堺狐-仙々》の(1)効果は、《M・HERO ダーク・ロウ》《虹光の宣告者》を彷彿とさせる除外効果。

 

 

 

 

ただ、これらは手札や墓地から墓地に送られるカードも除外されるのに対し、《電脳堺狐-仙々》はフィールドから墓地に送られるカードしか除外されないので注意。

 

つまり、《灰流うらら》などの手札誘発や《終末の騎士》などの墓地肥やしには無力ということです。

 

しかし、これは逆に言うと、墓地肥やしを得意とするデッキに出張できる可能性があるということでもあります。

 

 

【疑似《PSYフレームロード・Ω》】

 

 

例えば【アンデット族】。

 

墓地肥やし要員の《ユニゾンビ》の効果は、《電脳堺狐-仙々》の除外効果の影響を受けません。

 

 

チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻1300/守   0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札を1枚捨て、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
(2):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
デッキからアンデット族モンスター1体を墓地へ送り、対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
この効果の発動後、ターン終了時までアンデット族以外の自分のモンスターは攻撃できない。

 

《ユニゾンビ》の効果で墓地に送った《馬頭鬼》も、問題なく効果を使えます。

 

 

効果モンスター
星4/地属性/アンデット族/攻1700/守 800
(1):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、自分の墓地のアンデット族モンスター1体を対象として発動できる。
そのアンデット族モンスターを特殊召喚する。

 

《馬頭鬼》と相性の良いカードとしてよく挙げられるのが《PSYフレームロード・Ω》

除外された《馬頭鬼》を墓地に戻す動きは、【アンデット族】の得意技ですね。

 

 

シンクロ・効果モンスター(制限カード
星8/光属性/サイキック族/攻2800/守2200
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選び、そのカードと表側表示のこのカードを次の自分スタンバイフェイズまで表側表示で除外する。
(2):相手スタンバイフェイズに、除外されている自分または相手のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地に戻す。
(3):このカードが墓地に存在する場合、このカード以外の自分または相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードと墓地のこのカードをデッキに戻す。

 

そんな《PSYフレームロード・Ω》と同様の効果を《電脳堺狐-仙々》も持っています。

 

発動タイミングや戻すカードの種類など、細かい点は異なりますが、《PSYフレームロード・Ω》を採用しているデッキには、《電脳堺狐-仙々》の採用も検討すべきでしょう。

 

そして《電脳堺狐-仙々》の(3)効果は自己再生。

 

この何度も蘇る感じも【アンデット族】っぽいので、【アンデット族】での採用を考えてみたいと思います。

 

ではでは。