dandeです。
今回は、マスターデュエルに登場した【勇者】ギミックについて考えてみます。
前回の少考察は、こちら。
【勇者ギミック】
発売当初はその強さに気づかない人が多かった【勇者】ギミック。
《アラメシアの儀》1枚から【1妨害+1除去】の構えができるのはやはり破格です。
環境で使われるようになってからは、様々なデッキに出張パーツとして採用されました。《アラメシアの儀》にはそれなりの制約効果があるのですが、それを補って余りある【1妨害+1除去】が評価されたようです。
先日マスターデュエルにも登場し、早速猛威を振るっているようですね。
【苦痛ワンフー】
以前にも紹介した【苦痛ワンフー】。
使ってたら確実におっさん認定される古のコンボです。
攻撃力を永続的にダウンさせる《強者の苦痛》がコンボの根幹になっていて、攻撃力が下がった相手モンスターを《王虎ワンフー》で軒並み粉砕していくのが特徴的。
ただ《強者の苦痛》も《王虎ワンフー》もサーチ手段が乏しく、なかなかコンボが成立しづらいという点が残念。
ワンフーのリメイクカード《猛虎モンフー》が後に登場しましたが、【苦痛ワンフー】にとっては根本的な改善とはならなそうです。
【勇者ワンフー】
そんな中、《強者の苦痛》の代わりになりうるカードが登場しました。
それが《星空蝶》です。上記の【勇者】に属するカードになります。
装備魔法
自分フィールドのモンスターにのみ装備可能。
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):「星空蝶」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドの「勇者トークン」のトークン名が記されたモンスターの種類×500ダウンする。
(3):このカードが墓地へ送られた場合、自分フィールドの「勇者トークン」1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターにこのカードを装備する。
《運命の旅路》の効果でサーチできるので《強者の苦痛》よりも使いやすく、《星空蝶》自体も装備魔法なのでサポートは豊富です。
7月19日~28日にマスターデュエルで開催される「エクストラゼロフェスティバル」で【ふわんだりぃず】が環境トップを取ると予想されており、そのメタとなりうる【苦痛ワンフー】が注目されています。
ちょうど【勇者】ギミックも実装されましたし、【苦痛ワンフー】ならぬ【勇者ワンフー】を組んでみてはいかがでしょうか。
ではでは。