【前回の少考察】
新テーマ【超越竜】における《人形の家》の活用法を取り上げています。
【《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》】
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星１２/地属性/天使族/攻3000/守3000
【Ｐスケール：青１２/赤１２】
このカード名のＰ効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：以下の効果から１つを選択して発動できる。
●このカードを正面の自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚する。
●自分のメインモンスターゾーンのモンスター１体を選び、その位置をその隣のモンスターゾーンに移動する。
【モンスター効果】
レベル５以上の「ヴァリアンツ」モンスター×２
ＥＸデッキの裏側表示のこのカードは、自分フィールドの上記カードをリリースした場合のみＥＸデッキから特殊召喚できる。
このカード名の(1)(2)のモンスター効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手ターンに発動できる。
自分のモンスター２体または相手のモンスター２体をメインモンスターゾーンから選び、その２体の位置を入れ替える。
(2)：モンスターゾーンのカードが他のモンスターゾーンに移動した場合に発動できる。
フィールドのカード１枚を選んで破壊する。
レベル12の大型【ヴァリアンツ】。
融合モンスターですが、上級【ヴァリアンツ】２体をリリースしてEXデッキからSSすることもできます。
モンスター効果の(1)(2)が連動しており、(1)効果で位置を入れ替えると、(2)効果で場のカード１枚を選んで破壊できます。
後で詳しいルートは書きますが、《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》は《ヴァリアンツの巫女－東雲》１枚から展開できます。
入れ替え効果で《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》と《ヴァリアンツの巫女－東雲》の位置を入れ替えることで、【ヴァリアンツ】モンスターをサーチしながら相手のカードを破壊できるのが強力ですね。
入れ替え効果は相手ターンにも発動できるので、フリーチェーン妨害のように使えます。
【東雲１枚からの展開ルート】
《ヴァリアンツの巫女－東雲》１枚から《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》をSSする展開ルートは↓↓のとおりです。
手札：《ヴァリアンツの巫女－東雲》
結果：《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》＋《ヴァリアンツの巫女－東雲》＋相手カード１枚破壊
《ヴァリアンツの巫女－東雲》をＰゾーンに発動
⇒《ヴァリアンツの巫女－東雲》のＰ効果で、自身を正面のメインモンスターゾーンにSS
⇒《ヴァリアンツの巫女－東雲》の効果で、デッキから《VV－ソロアクティベート》をサーチ
⇒《VV－ソロアクティベート》を発動し、デッキから《ヴァリアンツの忍者－南月》をＰゾーンに置く
⇒《ヴァリアンツの忍者－南月》のＰ効果で、自身を正面のメインモンスターゾーンにSS
⇒《ヴァリアンツの忍者－南月》の効果で、《ヴァリアンツの巫女－東雲》の位置を隣のゾーンに移動させる
⇒《ヴァリアンツの巫女－東雲》の効果で、デッキから《ヴァリアンツの武者－北条》をサーチ
⇒《ヴァリアンツの武者－北条》をＰゾーンに発動
⇒《ヴァリアンツの武者－北条》のＰ効果で、自身を正面のメインモンスターゾーンにSS
⇒《ヴァリアンツの忍者－南月》＋《ヴァリアンツの武者－北条》をリリースしてEXデッキから《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》をSS
⇒《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》の(1)効果で、《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》と《ヴァリアンツの巫女－東雲》の位置を入れ替える
⇒《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》の(2)効果で、相手のカード１枚を破壊
東雲のSS制約は付くものの、《VV－真羅万象》などの【ヴァリアンツ】フィールド魔法がなくても展開できるので、【ヴァリアンツ】デッキ以外でも使えそうなルートですね。
【破壊されたら始まりの地へ】
《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》にはＰ効果がありますが、自身をＰゾーンに置く効果がないので、サポートカードがなければＰゾーンに置くことができません。
そのため《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》が破壊された後は、《VV－始まりの地》の効果で、EXデッキから直接Ｐゾーンに置くのがいいでしょう。
《針淵のヴァリアンツ－アルクトスＸＩＩ》のＰ効果はどちらも優秀なので、《VV－始まりの地》を採用してまで狙う価値はあると思います。
自身を正面にSSして再び入れ替え＆破壊を決めていきましょう。
ではでは。
