【前回の少考察】
《灰流うらら》《増殖するG》２枚ずつ収録など、これまでのストラクとは一線を画すレベルの再録を紹介しました。
落ち着いてから見てもヤバすぎる。
【デモンスミス】
今回は、最近やたら話題の【デモンスミス】を取り上げます。
召喚権を使わずに【ランク６】が出せる点が注目されましたが、他テーマとの組み合わせで爆発力を生み出せるとして、さらに研究が進んでいるようです。
素材の緩い《閉ザサレシ天ノ月》１体で《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚できるのがポイントですね。
《刻まれし魔の鎮魂棺》のリンク素材に使える《魔轟神ルリー》が高騰したのは有名ですが、【スネークアイ】などの展開系デッキなら《閉ザサレシ天ノ月》を出すのは余裕。
今後の展開に注目しましょう。
【展開ルート】
今回は、あくまで基本展開を紹介します。
派生コンボ的なやつは、また思いついたら書きます。
【① リンク２＋ランク６】
まずは《魔を刻むデモンスミス》１枚から《刻まれし魔の大聖棺》（リンク２）＋ランク６を並べるルート。
召喚権を使わないので、ここからさらに展開を伸ばせます。
《魔を刻むデモンスミス》の効果で、手札から自身を捨ててデッキから《刻まれし魔の詠聖》をサーチ
⇒《刻まれし魔の詠聖》を発動し、デッキから《魔轟神ルリー》をサーチしてそのまま捨てる
⇒《魔轟神ルリー》の効果で、墓地から自身をSS
⇒《魔轟神ルリー》１体で《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚
⇒《刻まれし魔の鎮魂棺》の効果で、自身をリリースしてデッキから《魔を刻むデモンスミス》をSS
⇒《魔を刻むデモンスミス》の効果で、墓地の《魔轟神ルリー》をデッキに戻して、墓地から自身をSS
⇒《魔を刻むデモンスミス》×２体で《刻まれし魔の大聖棺》をリンク召喚
⇒《刻まれし魔の大聖棺》の効果で、墓地の《魔を刻むデモンスミス》＋《刻まれし魔の鎮魂棺》をデッキに戻して、EXデッキから《刻まれし魔ラクリモーサ》を融合召喚
⇒《刻まれし魔ラクリモーサ》の効果で、墓地から《魔を刻むデモンスミス》をSS
⇒《刻まれし魔ラクリモーサ》＋《魔を刻むデモンスミス》の２体で【ランク６】をエクシーズ召喚
【ランク６】のところで《永遠の淑女ベアトリーチェ》を出せば、墓地肥やし展開に繋がりますし、いろんなコンボにも派生できますね。
【② ディエスイレでフリチェ無効】
もう１つは、↑↑から派生する動きで《刻まれし魔ディエスイレ》を構える動き。
融合・効果モンスター
星９/光属性/悪魔族/攻2800/守2400
「魔を刻むデモンスミス」＋悪魔族・光属性モンスター×２
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：自分・相手ターンに発動できる。
このカードが装備しているＬモンスターのリンクマーカーの合計までフィールドの表側表示カードを選び、その効果をターン終了時まで無効にする。
(2)：このカードが墓地へ送られた場合、自分の墓地から他の悪魔族・光属性モンスター１体をデッキ・ＥＸデッキに戻し、フィールドのカード１枚を対象として発動できる。
そのカードを墓地へ送る。
フリーチェーンで合計２枚のカードを無効にできる強力な動きで、こちらも召喚権を使いません。ついでで出すには強すぎる。
素材が重めなのがネックですが、墓地のカードで融合できる【デモンスミス】なら《魔を刻むデモンスミス》１枚から出せますね。
《魔を刻むデモンスミス》の効果で、手札から自身を捨ててデッキから《刻まれし魔の詠聖》をサーチ
⇒《刻まれし魔の詠聖》を発動し、デッキから《魔轟神ルリー》をサーチしてそのまま捨てる
⇒《魔轟神ルリー》の効果で、墓地から自身をSS
⇒《魔轟神ルリー》１体で《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚
⇒《刻まれし魔の鎮魂棺》の効果で、自身をリリースしてデッキから《魔を刻むデモンスミス》をSS
⇒《魔を刻むデモンスミス》の効果で、墓地の《魔轟神ルリー》をデッキに戻して、墓地から自身をSS
⇒《魔を刻むデモンスミス》×２体で《刻まれし魔の大聖棺》をリンク召喚
⇒《刻まれし魔の大聖棺》の効果で、墓地の《魔を刻むデモンスミス》×２＋《刻まれし魔の鎮魂棺》の３体をデッキに戻して、EXデッキから《刻まれし魔ディエスイレ》を融合召喚
⇒《刻まれし魔の大聖棺》の効果で、自身を《刻まれし魔ディエスイレ》に装備
《刻まれし魔の大聖棺》の装備効果は墓地からでも発動できるので、適当なモンスターを召喚して《刻まれし魔の大聖棺》と一緒にリンク素材にするなどしてから発動するといいでしょう。
ではでは。
