【オルフェゴールについて】
【オルフェゴール】は、人気テーマ【星遺物】にまつわるテーマで、兄妹の鬱 展開ストーリーに定評があります。
(妹)
(兄さん)
(どうしてこうなった)
元々の兄妹のリンクマーカーを見るとわかりますが、【オルフェゴール】版の兄と妹は相互リンクできないマーカーの向きをしており、鬱ストーリーを象徴するものになっていました。どこまで兄さんをいじめれば気が済むんだ……。
その兄さんも、ようやく今回の新規で報われることになります。
【新規まとめ】
そんな【オルフェゴール】が、12月21日発売予定の QUARTER CENTURY TRINITY BOX で強化されます。
【《オルフェゴール・ガラテアi》】
リンク・効果モンスター
リンク1/闇属性/機械族/攻 0
【リンクマーカー:左下】
「オルフェゴール」モンスターか「星遺物」モンスター1体
自分は「オルフェゴール・ガラテアi」を1ターンに1度しかL召喚できない。
このカードはX召喚の素材にできない。
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚墓地へ送って発動できる。
自分のデッキ・墓地から「星遺物」モンスター1体か「オルフェゴール・バベル」1枚を手札に加える。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分の墓地から他の「オルフェゴール」カード1枚を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
初の【オルフェゴール】リンク1がきました。
虚数 "i" が厨二心をくすぐります。
リンク1に《宵星の機神ディンギルス》を重ねられるのはさすがに強いと思ったのか、自身をX召喚の素材にできない制約が課されていますね。
(1)効果で、デッキ・墓地から【星遺物】モンスターor《オルフェゴール・バベル》をサーチ・回収できます。
《オルフェゴール・バベル》のサーチは強いですね。
【オルフェゴール】の墓地効果を相手ターンにも発動できるようになるので、《オルフェゴール・ガラテアi》の(2)効果もフリーチェーンでうてます。もちろん《オルフェゴール・ディヴェル》とかをうてるのも強いです。
【《宵星の騎士エンリルギルス》】
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/機械族/攻2600
【リンクマーカー:右上/左/右/左下】
「オルフェゴール」Lモンスターを含むモンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の除外状態の、「オルフェゴール」カードか「星遺物」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んでデッキに戻して相手フィールドの表側表示モンスター1体のコントロールを得る事ができる。
(2):このカードがEXモンスターゾーンから墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、このカードを除外して発動できる。
フィールドのカード1枚を墓地へ送る。
《オルフェゴール・オーケストリオン》に次ぐリンク4【オルフェゴール】。
リンクマーカーの向きが左右・右上に向いているため、新旧どちらの妹とも相互リンク可能です。
(これでやっと使える)
(1)効果は、除外ゾーンの【オルフェゴール】or【星遺物】を回収し、相手モンスターのコントロールを奪うというもの。
《オルフェゴール・ガラテアi》の発動コストで除外した【オルフェゴール】を回収できるだけで強いと思います。
コントロール奪取は、ふつうに使ってももちろん強いですが、先攻1ターン目なら《宵星の騎士ギルス》の効果で生成したトークンを奪って《I:Pマスカレーナ》とかに変換できるのも強そうですね。
《宵星の騎士ギルス》も無制限に緩和されていますし、フルパワーの【オルフェゴール】が楽しめそうです。
ではでは。