ニトリHD〈9843〉 終値 17030 【急速な買戻し】

 目次

 

dande です。

久しぶりの株価記事です。体も株もお盆休みでした。

 

【率直な感想】

 

いやぁ、長かった。

 

今日までずいぶん待った感覚です。

17000円台を回復し、約1ヶ月ぶりの水準になりました。6月19日に19800円台を付けたことからするとまだ戻り余地を残しており、二段底を経て上昇局面に入ったと考えられます。

 

月次国内売上高に左右されがちなニトリ株ではありますが、今回は底が深い上に長かった。ニトリは中国への出店を加速しており、米中の貿易摩擦のあおりを受けた側面もあったと思われます。

 

【最近の決算について】

 

急落のきっかけは、6月22日に、2018年6月度の月次国内売上高が前年比95.5%となったという発表でした。4月は105.6%、5月は105.9%と好調であったため、前年度割れのインパクトは大きかったようです。

ただ、その後の6月28日に発表された第1四半期(2018年3月~5月)決算では、売上高が前年同期比 6.9%増と好調な決算でした。

にもかかわらず、株価は下落を続け、直近の底値では15500円台をつけました(8月22日)。

反転のきっかけは、またも月次売上高。

7月は106.4%、8月は100.7%と、2か月連続で前年比を上回りました。

この段階で、株価は急激に上昇しました。戻る時は本当に早い。

 

【買いのタイミングが悪かった】

 

これは率直に反省すべき点ですね、見通しが甘かった。他に目を付けていた株が値上がりするのを横目に、ニトリ株の戻りを待ってしまった格好です。

 

決算が良いのに売りたたかれる銘柄が好きなので、ついつい買いで入ってしまいます。ニトリは転勤先でもよく利用しており、贔屓目に見てしまっていたかもしれません。

 

以前からニトリ株の値動きには注目しており、月次決算の悪化などで一時は売りたたかれるものの少し経つと値を戻す場面を何度も見てきました。

今回、7月下旬に買いで入ったのですが、そこから二段底を形成するとは予想していませんでした。

 

【もう少しホールドしておきたい】

 

この3日間で急激に値を戻し、含み益が出たものの、まだ売る気にはなれません。

 

最近の短期売買の傾向は、悪材料が出た銘柄を徹底的に売り、好材料が出た銘柄を一気に買い戻すというのが顕著に出ていると思います。最近で言うと、ソフトバンク<9984>が顕著でした。

これも高速売買、アルゴリズムの影響と言えるでしょう。

 

機械に負けず、機械が目を付けていないうちに押さえる。

難しいですが、今後も続けていきます。

 

ではでは。