dandeです。
化粧品「ドクターシーラボ」シリーズを擁するシーズHD＜4924＞がまたやってくれました。
今年6月に、四半期決算の想定外の悪化でストップ安を演出したことが記憶に新しい方もいらっしゃるでしょう。
毛穴ローションが、中国人客にあまりに大人気となったため、容器不足に陥り収益機会を逃すというやらかしがありながらも、商品の性能・将来性を見越してホールドしてきた個人投資家は多いはずです。
そんな期待を裏切る今回のストップ安。これではお肌も荒れてしまいますね、アクアコラーゲンゲルを買って潤いを取り戻しましょう。
ちなみに私は、7月中旬には既に手放していたので無傷です。上記記事では長期ホールドなどと書いてますが、少し値を戻したところでスタートトゥデイ＜3092＞とペプチドリーム＜4587＞に乗り換えました。
では今、シーズを買うかというと、しばらく様子見しようと考えています。特に今週はSQも控えてますしね。
理由としては、資生堂＜4911＞などの化粧品関連株がピークを過ぎて下降傾向にあること、米中貿易摩擦・台風に伴う関空の復旧遅れなどによるインバウンド需要への悪影響が、改善までにまだまだ時間を要すると考えられるためです。
下落の直接の原因となった決算については、市場の予想を大きく下回ったとされていますが、売上高18.7%増、経常利益0.8％増となっており、今後の成長は見込めます。
買収した㈱セドナエンタープライズの売上分が寄与して、売上高合計は約80億円上がったものの、売上原価・販管費がそれぞれ約30億円・約40億円上がったため、営業利益が伸びませんでした。
単なる広告宣伝費の増加と見るか、仕入原価の削減余地がまだあると見るか。
仕手株とよく言われるこの銘柄ですが、値動きは追いつつ、不用意に買いを入れないよう誘惑に負けず見ていきたいと思います。
ここの商品は良いんだよなぁ、ほんと。
ではでは。
