ドラグニティナイト-ロムルス 【ドラグニティ 新規リンク】

dandeです。

 

11月23日発売予定のリンクヴレインズパック2に、《ドラグニティナイト-ロムルス》が収録されます。

 

待望の【ドラグニティ】新規ですが、純【ドラグニティ】の強化というよりは、【ドラグニティ】+【守護竜】の可能性を彷彿とさせるカードになっています。

 

 

  目次

 

 

【《ドラグニティナイト-ロムルス》】

 

 

f:id:dandee:20190502090731j:plain

リンク・効果モンスター
リンク2/風属性/ドラゴン族/攻1200
【リンクマーカー:左下/右下】
トークン以外のドラゴン族・鳥獣族モンスター2体
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ドラグニティ」魔法・罠カードまたは「竜の渓谷」1枚を手札に加える。
(2):ドラゴン族モンスターがEXデッキからこのカードのリンク先に特殊召喚された場合に発動できる。
手札からドラゴン族・鳥獣族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターン、効果が無効化され、リンク素材にできない。

 

リンク素材の指定は、「ドラゴン族・鳥獣族」であり、両種族を含む【ドラグニティ】の特徴を踏まえたものになっています。

《ドラグニティ-ドゥクス》で《ドラグニティ-ファランクス》を装備してそのままSSするという従来の動きからリンク召喚できますね。

 

 

【サーチ効果について】

  

 

《ドラグニティナイト-ロムルス》の(1)効果は、【ドラグニティ】魔法・罠カードまたは《竜の渓谷》をサーチする効果です。

 

サーチしたい【ドラグニティ】魔法・罠の筆頭は、《ドラグニティの神槍》でしょう。いや、むしろ《ドラグニティの神槍》一択かもしれません。

 

装備魔法
「ドラグニティ」モンスターにのみ装備可能。
「ドラグニティの神槍」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):装備モンスターは、攻撃力が装備モンスターのレベル×100アップし、罠カードの効果を受けない。
(2):自分メインフェイズにこの効果を発動できる。
デッキからドラゴン族の「ドラグニティ」チューナー1体を選び、このカードの装備モンスターに装備カード扱いとして装備する。

 

サーチした《ドラグニティの神槍》を《ドラグニティナイト-ロムルス》に装備すれば、デッキから《ドラグニティ-ファランクス》を装備できます。 

このことから、《ドラグニティナイト―ロムルス》は、ドラグニティ専用の《水晶機巧―ハリファイバー》と言えるでしょう。

 

また、《ドラグニティ-セナート》の制約で《水晶機巧-ハリファイバー》が出せない場面でも、《ドラグニティナイト-ロムルス》ならリンク召喚できるという点も重要ですね。

 

効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1800/守 600
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札から「ドラグニティ」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ドラグニティ」チューナー1体を選び、装備カード扱いとしてこのカードに装備する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分フィールドの「ドラグニティ」カードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりにこのカードに装備された「ドラグニティ」カード1枚を破壊できる。

 

ただ、このままでは、従来の【ドラグニティ】の基本展開(《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》を経由して《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をS召喚)ができず、展開が止まってしまいます。

そこで、《守護竜エルピィ》を絡めた動きが有力です。

 

 

【守護竜との混合】

 

 

 

《ドラグニティの神槍》で装備した《ドラグニティ-ファランクス》を自身の効果でSSすれば、《守護竜エルピィ》をリンク召喚できます。

その後、《死者蘇生》などで墓地の《ドラグニティ-ファランクス》を蘇生すれば、《守護竜ピスティ》をリンク召喚でき、【守護竜】の基本展開に持ち込めます。

 

【ドラグニティ】は、純構築でも十分な展開力がありますが、【守護竜】と組み合わせることで、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》に簡単にアクセスできるようになり、ワンキル力がアップしました。

従来の展開だと、《ドラグニティアームズ-ミスティル》を経由し《聖刻龍王-アトゥムス》をX召喚して、効果でデッキから《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》をSSする、という流れだったはずなので、蘇生札1枚でできる【守護竜】展開の方が効率が良く、成功率も高いです。

 

 

【(2)効果について】

 

 

 

《ドラグニティナイト-ロムルス》の(2)効果も、使い方によっては非常に強力です。


(2)効果の発動条件は、《守護竜エルピィ》をリンク先にリンク召喚すればすぐに満たせるので、問題は「何をSSするか」。

 

普通に【ドラグニティ】を出してもいいのですが、一番強そうだと感じたのが、《霞の谷の巨神鳥》です。

 

効果モンスター
星7/風属性/鳥獣族/攻2700/守2000
魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時に発動できる。
自分フィールド上に表側表示で存在する「ミスト・バレー」と名のついたカード1枚を選択して持ち主の手札に戻し、その発動を無効にし破壊する。

 

P召喚の登場で、主に【魔術師】で悪用されまくったこのカード。

《ドラグニティナイト-ロムルス》の効果無効は、そのターンだけで、相手ターンになれば効果が使えるようになります。

つまり、《霞の谷の巨神鳥》の制圧効果が使えるわけです。

さらに《霞の谷の巨神鳥》は鳥獣族なので《ゴッドバードアタック》も共有できますね。

 

デッキにスペースがあるかは置いておいて、ピン挿ししておくとより堅い盤面になりそうです。

《えん魔竜レッド・デーモン・アビス》と《霞の谷の巨神鳥》が並ぶ姿は、まさに圧巻。

 

 

【デッキレシピ】

 

 

後日、デッキ紹介記事を書きました。

こちらも見てもらえたら嬉しいです。

 

dandee.hatenablog.com

 

ではでは。