dandeです。
ソフトバンクG〈9984〉の傘下である通信会社・ソフトバンク〈9434〉が、本日上場しました。
国内では史上最大規模のIPOであり、大々的にCMまでうっていたので、投資家でなくても知らない方は少ないだろうと思います。
個人的には、携帯事業だけを分離したソフトバンクの株式を買う理由が見当たらないのですが、証券会社等の営業に乗せられて買ってしまった方は御愁傷様です。
とは言え、公開価格1500円に対し、初日からここまで下落したのは正直予想外でした。先日の通信障害がかなり響いた結果でしょうか。
アベノミクス相場の初期には「国の方針には乗っておけ」という投資格言が持ち出されたそうですが、今の携帯事業はまさにその逆を行っていると言えます。
ただ、ポジティブな見方をすれば、「5G」の到来で数々のビジネスが生まれ、市場規模がさらに拡大するという期待はあると思うので、長期的な視点でホールドしておくのはあながち間違いではないかもしれません。
短期的に見ると、携帯事業は頭打ちになっている印象で、先日の決算説明会でも利益が爆発的に伸びるビジョンは見えませんでした。
最近、悪いニュースが続くソフトバンクですが、グループ親会社であるソフトバンク〈9984〉は、ビジョンファンドを軸とした投資事業(今後のソフトバンクを形作る群戦略を兼ねる)が好調であり、孫社長が最も注力している事業なので、もし投資するならこちらだと思います。
今は国際情勢などの関係で株式を買いづらい雰囲気ですが、割安気味になっていると思います。
ではでは。