dandeです。
今回は、4月18日発売予定の RISE OF THE DUELIST に収録される《教導の大神祇官》を取り上げます。
目次
【《教導の大神祇官》】
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻1500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。
相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(1)効果で自身をSSできますが、先攻1ターン目で出すのは少し難しいです。
《天底の使徒》を引ければ、簡単に出せますが。
【ドラグマ】は、EXデッキを墓地に落としながら戦うテーマであり、下級【ドラグマ】の効果にはEXデッキからのSS制約があります。
リンクモンスターの連続展開とは相性が良くないのです。
【展開パターン】
そこで、検討しているのが【魔導】ギミックと【ヴァレット】ギミック。
【魔導】のキーカードは《魔導召喚士テンペル》。
効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻1000/守1000
自分が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動した自分のターンのメインフェイズ時、このカードをリリースして発動できる。
デッキから光属性または闇属性の魔法使い族・レベル5以上のモンスター1体を特殊召喚する。
この効果を発動するターン、自分は他のレベル5以上のモンスターを特殊召喚できない。
《グリモの魔導書》でサーチできる《ルドラの魔導書》は、《教導の大神祇官》をコストにしてドローできます。
《魔導書士バテル》が《転生炎獣アルミラージ》のリンク素材になれる点もポイント。
《転生炎獣アルミラージ》は、「場にEXデッキからSSされたモンスターが存在すること」をトリガーとする【ドラグマ】が多数存在するので、相性が良いです。
【ドラグマ】 展開
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年4月14日
《教導の大神祇官》がやや出しにくいので、《魔導召喚士テンペル》を使ってみました。#ドラグマ #教導 pic.twitter.com/DQsJGhefWZ
これに対して、【ヴァレット】のキーカードは《ヴァレット・トレーサー》。
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1600/守1000
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、デッキから「ヴァレット・トレーサー」以外の「ヴァレット」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は闇属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《ヴァレット・トレーサー》の効果で、リクルート効果を持つ《教導の天啓アディン》を破壊することで起動できるシナジーがあります。
【ドラグマ】 展開
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年4月15日
《ヴァレット・トレーサー》+《教導の天啓アディン》から
《教導の大神祇官》+《ヴァレルロード・S・ドラゴン》+《教導の聖女エクレシア》+《教導の騎士フルルドリス》
昨日の【魔導】展開よりよほど強くて悲しい← pic.twitter.com/kTPIlGndob
【EXデッキから2体を墓地へ】
《教導の大神祇官》の(2)効果は、お互いのEXデッキから2体を墓地へ送るという破格のもの。
EXデッキなら何でもいいので、《虹光の宣告者》や《No.71 リバリアン・シャーク》などのコンボパーツも墓地に送れます。
シンクロ・効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻 600/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
(2):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/水属性/ドラゴン族/攻 0/守2000
レベル3モンスター×2
(1):1ターンに1度、「No.71 リバリアン・シャーク」以外の自分の墓地の「No.」Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードのX素材1つをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「RUM」魔法カード1枚を選んでデッキの一番上に置く。
発動後はEXデッキからのSS制約が付くので、どんなデッキにも採用できるわけではありませんが、強力であることには変わりありません。
【ドラグマ】では、専用融合モンスター《灰燼竜バスタード》を墓地に送り、【ドラグマ】のサーチ・SSに繋いだり、《捕食植物キメラフレシア》を墓地に送り【融合】をサーチする動きが強力です。
サーチ候補の【融合】は、《融合派兵》《超融合》《簡易融合》などでしょう。
特に、《融合派兵》は、《アルバスの落胤》をデッキからSSできるので強力ですね。
ではでは。