dandeです。
今回は、1月11日発売予定の ETERNITY CODE に収録される《融合派兵》を取り上げます。
【《融合派兵》】
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
デッキから融合素材モンスターをSSできる強力なカードです。
しかも、この手のカードにありがちな「効果を無効にして」の一文がありません。
ヤバそうな予感しかしない。きっと書き忘れでしょう。
【使用テーマの候補】
《融合派兵》の可能性は、無限大。
文句なしに採用できるデッキが【ユベル】。
EXデッキの《E・HERO ネオス・クルーガー》を見せることで、デッキから《ユベル》をSSできます。
純構築であれば、EXデッキの利用は少ないので、《融合派兵》のデメリットも気になりません。
【ユベル】は、《ユベル》のリクルート手段が《キラー・トマト》《ダメージ・コンデンサー》ぐらいしかない不遇なテーマです。
《ユベル》を場に出すことさえできれば、破壊する手段はいくらでもあるので、《融合派兵》は、まさにデッキの救世主です。
次に、採用が検討されるのが【剣闘獣】。
Twitterで実施したアンケートでも1位でした。
《融合派兵》でリクルートしたいモンスターは?
— dande@ジェネクスと歩む遊戯王日記 (@dande37413776) 2020年1月4日
※「その他」はリプ欄まで。
EXデッキの《剣闘獣ガイザレス》《剣闘獣アンダバタエ》《剣闘獣ヘラクレイノス》《剣闘獣ドミティアノス》を見せることで、それぞれデッキから《剣闘獣ベストロウリィ》《剣闘獣アウグストル》《剣闘獣ラクエル》《剣闘獣ウェスパシアス》をSSできます。
これまで《ヒーローアライブ》で《E・HERO プリズマー》をSSし、《剣闘獣ベストロウリィ》に変換していた流れが、《融合派兵》1枚でできることになります。
しかし、要注意なのが《融合派兵》のデメリット。
《融合派兵》を使用したターンはリンク召喚ができなくなるので、《スレイブパンサー》を出すことができなくなります。
《スレイブパンサー》の効果で《再起する剣闘獣》をサーチし、《剣闘獣ダリウス》にアクセスする動きが【剣闘獣】の基本展開のひとつなので、これができなくなるのは非常に痛いです。
通常魔法
(1):同じ種族のモンスターが自分フィールドに存在しない「剣闘獣」モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されない。
それを捨ててでもデッキの安定性を取りに行くかどうか。
プレイヤーの腕が試されますね。
他には、EXデッキの《クリッチー》を見せることで、デッキから《黒き森のウィッチ》をSSできるのもポイント。
ただ、こちらもリンク素材にできないのが痛く、採用できるデッキは限られます。
やはり、融合召喚を主体とするデッキで使うのが無難でしょうか。
ではでは。