dandeです。
今回は、8月8日発売予定の PHANTOM RAGE に収録される《転晶のコーディネラル》を取り上げます。
目次
【《転晶のコーディネラル》】
リンク・効果モンスター
リンク２/地属性/岩石族/攻1200
【リンクマーカー：右上/左下】
効果モンスター２体
このカード名の(2)の効果は１ターンに１度しか使用できない。
(1)：リンク状態のこのカード及びこのカードのリンク先のモンスターは相手の効果では破壊されない。
(2)：このカードのリンク先にモンスターが２体存在する場合に発動できる。
そのモンスター２体のコントロールを入れ替える。
この見た目で【岩石族】です。
周りにジェムっぽいのが浮いているので、そちらが本体なのでしょうか。
《ジェムナイト・ファントムルーツ》に次ぐ２体目の【岩石族】リンクモンスターです。
素材指定の緩い汎用【岩石族】リンクモンスターとしては初ですね。
いよいよこれで、汎用リンクモンスターをもらえていない種族は、【炎族】と【魚族】だけになってしまいました。
先に抜け出すのはどちらなのか。
【《トーチ・ゴーレム》と相性抜群】
《転晶のコーディネラル》の(2)効果は、リンク先のモンスター２体のコントロールを入れ替えるというもの。
この効果、かなり応用が利きそうで、まさに可能性の塊だと思います。岩だけに。
何気にコントロール奪取が永続なのも強いです。
これまで以上に、モンスターを置く位置が勝敗を分けそうですね。
この効果と相性の良いカードとしては《トーチ・ゴーレム》が挙げられます。
特殊召喚・効果モンスター（制限カード）
星８/闇属性/悪魔族/攻3000/守 300
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドに「トーチトークン」（悪魔族・闇・星１・攻／守０）２体を攻撃表示で特殊召喚する事によって相手フィールドに特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。
まず、おなじみのコンボルートでリンクモンスターを複数並べながら、相手に送りつけた《トーチ・ゴーレム》を奪い返せる点で相性が良いですね。
トーチトークン２体をSSして、相手フィールドのEXゾーンの下に《トーチ・ゴーレム》をSS
⇒トーチトークン１体で《リンク・スパイダー》をリンク召喚
⇒《リンク・スパイダー》＋《リンクリボー》の２体で《アカシック・マジシャン》をリンク召喚し、効果で《トーチ・ゴーレム》をバウンス
⇒トーチトークン２体をSSして、相手フィールドに《トーチ・ゴーレム》をSS
⇒トーチトークン２体で《セキュリティ・ドラゴン》をリンク召喚
⇒《セキュリティ・ドラゴン》の効果で、《トーチ・ゴーレム》をバウンス
⇒トーチトークン２体をSSして、相手フィールドに《トーチ・ゴーレム》をSS
上記の展開を応用して、《転晶のコーディネラル》のリンク先に《リンク・スパイダー》をリンク召喚して送り付ければ、《影依融合》によるデッキ融合を先攻１ターン目から行うことも可能です。
具体的なルートは次のとおり。
（↑↑↑ のおなじみのコンボルートから続けて）
⇒墓地の《リンクリボー》の効果で、トーチトークン１体をリリースして自身をSS
⇒《リンクリボー》＋《アカシック・マジシャン》の２体で《転晶のコーディネラル》をリンク召喚
⇒トーチトークン１体で《リンク・スパイダー》をリンク召喚
⇒《転晶のコーディネラル》の効果で、自分の《リンク・スパイダー》と相手の《トーチ・ゴーレム》のコントロールを入れ替える
⇒《転晶のコーディネラル》＋《セキュリティ・ドラゴン》の２体で《補食植物ヴェルテ・アナコンダ》をリンク召喚し、効果でデッキから《影依融合》を発動し、デッキ融合
さらに注目なのが、《転晶のコーディネラル》は【岩石族】で、《トーチ・ゴーレム》は【悪魔族】であること。
そう、《E－HERO ダーク・ガイア》の融合素材なんですよね、この２体。
決まるかどうかは別にして、コンボの流れとして美しいのでデッキとして形に残したい気分です。
《トーチ・ゴーレム》は現在制限カードですが、《ダーク・オカルティズム》でサーチが効きます。
ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
ではでは。
