dandeです。
今回は、《ピリ・レイスの地図》を採用した【六花】+【聖天樹】デッキを紹介します。
展開の起点として、「強欲なサム君」でネタにされたあのカードも採用しています。
【デッキレシピ】
まずはデッキレシピから。
時花の賢者-フルール・ド・サージュ2
六花精スノードロップ2
六花精ボタン2
六花のひとひら3
聖種の地霊3
Em トリック・クラウン3
BF-精鋭のゼピュロス1
イービル・ソーン3
調律の魔術師3
マジシャンズ・ソウルズ3
六花絢爛3
聖蔓の社3
予想GUY3
ピリ・レイスの地図3
ワン・フォー・ワン1
おろかな埋葬1
ハーピィの羽根帚1
聖天樹の開花1
マジシャンズ・プロテクション3
計44
【EX】
森羅の姫芽宮1
六花聖ティアドロップ1
聖天樹の幼精3
聖蔓の癒し手2
聖蔓の剣士3
聖天樹の大母神1
アロマセラフィ-ジャスミン3
廻生のベンガランゼス1
【デッキ解説】
このデッキは《ピリ・レイスの地図》を活用したくて組んだデッキです。
攻撃力0をサーチする効果で、可能性に満ちた1枚。多くのテーマが恩恵を受けられますね。
【《ピリ・レイスの地図》のサーチ先】
そんな《ピリ・レイスの地図》のサーチ先として選んだのは、↓↓ の3枚。
《六花のひとひら》
《聖種の地霊》
《調律の魔術師》
《六花のひとひら》は【六花】のキーカードで、《聖種の地霊》は【聖天樹(サンアバロン)】のキーカード、《調律の魔術師》も【サンアバロン】での活用が狙えるカードです。
それぞれについて解説していきます。
【《六花のひとひら》】
【六花】をサーチする効果を持ち、相手のエンド時に自己再生する効果もあります。
基本的には《六花精スノードロップ》をサーチして《六花精ティアドロップ》のエクシーズ召喚に繋げます。
【聖天樹】には妨害カードが少ないので、《六花精ティアドロップ》のフリーチェーン妨害は好相性です。
【《聖種の地霊》】
【サンアバロン】は、このカードから展開が始まります。
《聖種の地霊》と「ダメージ受ける」カード1枚が必要札です。(例:《Em トリック・クラウン》《BF-精鋭のゼピュロス》)
基本展開ルートを書いておきます。
初 手:《聖種の地霊》+《Em トリック・クラウン》
最終盤面:《聖天樹の大母神》+《聖天樹の開花》+好きな【植物族】1枚サーチ
《聖種の地霊》を通常召喚
⇒《聖種の地霊》1枚で《聖天樹の幼精》をリンク召喚
⇒《聖天樹の幼精》の効果で、デッキから《聖蔓の社》をサーチ
⇒《Em トリック・クラウン》をコストで墓地へ送って《聖蔓の社》を発動
⇒《Em トリック・クラウン》の効果で自己再生し、1000ダメージ受ける
⇒ 自分がダメージを受けたので《聖天樹の幼精》の効果を発動し、1000ライフ回復してEXデッキから《聖蔓の癒し手》をSS
⇒《聖蔓の癒し手》の効果で、300ライフ回復
⇒《聖天樹の幼精》+《聖蔓の癒し手》の2体で《アロマセラフィ-ジャスミン》をリンク召喚
⇒《アロマセラフィ-ジャスミン》の効果で、《Em トリック・クラウン》をリリースしてデッキからレベル4以下の【植物族】をSS
⇒ その【植物族】1体で《聖天樹の幼精》をリンク召喚
⇒《聖蔓の社》の効果で、墓地から《聖種の地霊》をSS
⇒《聖種の地霊》1体で《聖蔓の癒し手》をリンク召喚し、効果で300ライフ回復
⇒ ライフが回復したので《アロマセラフィ-ジャスミン》の効果で、デッキから【植物族】をサーチ
⇒《アロマセラフィ-ジャスミン》+《聖天樹の幼精》+《聖蔓の癒し手》の3体で《聖天樹の大母神》をリンク召喚
⇒《聖天樹の大母神》の効果で、デッキから《聖天樹の開花》をサーチ
《聖天樹の開花》で相手フィールドの全てのモンスターを無効化できるコンボです。
決まれば強いのですが、毎回《Em トリック・クラウン》を初手に握れるわけもなく、成功率が安定しないのが難点でした。
そんな状況を改善したのが《調律の魔術師》。
【《調律の魔術師》】
効果が弱すぎる(直球)。
相手のライフを400回復して自分は400ダメージを受けるなんて、普通は使い道ないですからね。
アニメ「遊戯王ARC-V」で、ジャックからサムに手渡されたカードです。
サム君から「こんな弱いカードを渡すなんてバカにしてる」と散々な言われ方をし、「強欲で強欲なサム君」というネタが生まれました。
OCGでも存在感が薄く、このカードを活用したデッキはあまり見当たりませんでした。
そんな《調律の魔術師》を救済したのが《ピリ・レイスの地図》。
《調律の魔術師》は攻撃力0なので、しっかりサーチ対象です。攻撃力だけで判断しちゃいけないよサム君。
《予想GUY》で《聖種の地霊》をSSして《聖天樹の幼精》をリンク召喚した後、《調律の魔術師》を通常召喚すれば、上記の《聖種の地霊》+《Em トリック・クラウン》と同様の展開ができますね。
《ピリ・レイスの地図》でサーチが効く《調律の魔術師》が、《Em トリック・クラウン》を上回った貴重な瞬間です。もう雑魚カードとは言わせない。
【魔法使い族の採用について】
今回のデッキでは、他にも【魔法使い族】を採用しているのがポイントです。
特に【植物族】とシナジーがあるのは《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》ですね。
墓地に送られた時にレベル1の【植物族】をサーチ・回収する効果を持っています。
《六花のひとひら》《聖種の地霊》を持ってこれますね。
《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》を《マジシャンズ・ソウルズ》の効果で墓地に送り、《マジシャンズ・ソウルズ》の効果で場の《マジシャンズ・プロテクション》を墓地へ送れば、《マジシャンズ・プロテクション》の効果で《時花の賢者-フルール・ド・サージュ》を蘇生できるというコンボも狙っていきましょう。
《ピリ・レイスの地図》でライフ半分が消し飛び、【聖天樹】でダメージを受けないといけないので、《マジシャンズ・プロテクション》のダメージ半減も好相性ですね。
なお、デッキのスペースの関係で見送りましたが、デッキから《調律の魔術師》を呼べる《占い魔女 ヒカリちゃん》も面白そうです。
【播種採用のデッキレシピ】
後日、強力な新規が登場したため、記事を書きました。
ではでは。