鬼ガエル1枚から餅カエルを出すスプライト展開ルート【少考察】

 

【前回の少考察】

 

dandee.hatenablog.com

 

《光と闇の竜》が《神碑の泉》のドローを阻害せず、【神碑】速攻魔法との噛み合いが良いことを取り上げています。

 

 

【スプライトとガエル】

 

まず、今回のルートで使用する【スプライト】と【ガエル】について軽く触れておきます。

 

【スプライト】

 

【スプライト】は、レベル2・ランク2・リンク2をサポートする【雷族】テーマです。展開力に優れており、出張性能も高いです。

 

 

キーカードは《スプライト・エルフ》と《ギガンティック・スプライト》の2枚。

 

 

 

《スプライト・エルフ》は、墓地の【レベル2】を蘇生する効果を持っており、《ギガンティック・スプライト》はデッキから【レベル2】をSSする効果を持っています。

 

《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚する際に、【リンク2】を【レベル2】として扱ってX素材にできるのもポイント。リンクモンスターをX素材にする、かなり珍しい効果ですね。

 

後述のルートでも《スプライト・エルフ》をX素材として《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚する場面があります。

 

【ガエル】

 

今回のルートの着地点でもある《餅カエル》は、古くからのデュエリストにとってはおなじみのモンスターですね。【ガエル】以外でも強力な妨害カードとしてよく悪用されてきました。

 

 

《餅カエル》のエクシーズ召喚に昔から使われてきたのが《鬼ガエル》と《粋カエル》です。

 

 

 

どちらも「名称ターン1」の制限がありません。昔のカードにありがちなやつですね。

 

《鬼ガエル》の効果で《粋カエル》を墓地に送り、《粋カエル》の効果で自己再生する流れで《餅カエル》がエクシーズ召喚されます。

ただ、これまでは《粋カエル》の自己再生に必要な墓地コストが《鬼ガエル》1枚では確保できず、1枚初動では《餅カエル》まで繋がりませんでした。

 

それが【スプライト】の登場でできるようになった、というのが今回の記事です。

 

 

【展開ルート】

 

初手:《鬼ガエル》1枚

結果:《餅カエル》+《ギガンティック・スプライト》

 

 《鬼ガエル》を通常召喚し、効果でデッキから《粋カエル》を墓地へ送る

⇒《鬼ガエル》1体で《転生炎獣アルミラージ》をリンク召喚

 

 

⇒《粋カエル》の効果で、墓地の《鬼ガエル》を除外して自身をSS

⇒《転生炎獣アルミラージ》+《粋カエル》の2体で《スプライト・エルフ》をリンク召喚

 

 

⇒《スプライト・エルフ》の効果で、墓地から《粋カエル》をSS

⇒《スプライト・エルフ》+《粋カエル》の2体で《ギガンティック・スプライト》をエクシーズ召喚

 

 

⇒《ギガンティック・スプライト》の効果で、素材の《粋カエル》を取り除き、デッキから《鬼ガエル》をSS

⇒《鬼ガエル》の効果で、デッキから適当な【ガエル】を落とす

⇒《粋カエル》の効果で、墓地の【ガエル】を除外して自身をSS

⇒《鬼ガエル》+《粋カエル》の2体で《餅カエル》をエクシーズ召喚

 

ついに1枚から《餅カエル》が立つ時代になってしまいましたね。

 

このルートから派生してまだまだいろんな展開パターンがありそうなのが【スプライト】の恐ろしいところ。

 

引き続き考えていきたいと思います。

 

ではでは。